菊池の山里にある“宝物”を資源に 生涯現役で活躍できるまちづくり
菊池市内にある6軒の民泊施設で構成される『菊池ふるさと体験協議会』。宿泊客に農業やカヤック、乗馬などの体験を通して、菊池の豊かな自然に触れてもらおうと活動を行っています。
高木さんは借り受けた古民家を改装し、民宿・お食事処「つばき庵」を姉と運営。昨春までは社協職員として勤務していましたが、「孫や認知症の母親との時間を優先し、一生現役で続けられる自分の職場を持ちたい」と、早期退職しました。前職では地域の活性化や福祉事業に取り組んでおり、その経験を基に滞在型のビジネスを生み出したいと考えています。「菊池には人や食べ物、自然など地域の宝物がいっぱいあります。それらを資源としてお金を生み出すことができれば、高齢者も地域で生きがいを持って暮らしていける」と話します。
今後は会員となる民泊施設を増やし、団体客や修学旅行生の受け入れも検討しているそうです。「地域力を高めるには、仕掛けが必要。動き始めたばかりですが、これまで培った経験を生かし地元に恩返しをしたいと思います」
Time Schedule
5:00 起床 宿泊客の朝食作り
7:30 朝食出し
8:00 母親をデイサービスへ
9:00 宿泊客の送り出し
10:00 昼食、客の準備
16:30 帰宅、夕食準備
18:30 夕食
22:00 就寝
高木 恵美さん
1959年、菊池市生まれ。92年菊池市社会福祉協議会職員に。2017年3月に退職後、民泊を経営する5人の仲間と『菊池ふるさと体験協議会』を設立し会長に就任。同年12月に民宿・お食事処「つばき庵」を開業し、実姉と運営。
Information
カヤック
活動内容など詳細はfacebook(「菊池ふるさと体験協議会」検索)で。
コメント
0