心も満たした“ミニ炊き出し”  日々の料理を工夫し防災につなげる

熊本地震後に店舗前や小学校などで行った“ミニ炊き出し”には多くの人が訪れました。「地震後、停電になり店の食材の使い道に困っていたので『食べていただきありがとう』という気持ちだった」と当時を振り返ります。

非常食が続く中、きんぴらを作った時には「これが食べたかった」という声が上がり、1皿にいくつもの料理を少量ずつ盛り付けると、食欲が落ちている人も完食できるなど、気がつくことも多かったそうです。

満田さんたちに物資の支援をしていた関東在住の知人がSNSでその様子を知り、自分たちができる規模で近隣住民が支え合う炊き出しのスタイルに共感。このノウハウをまとめた「おいしいミニ炊き出しブック」の出版を企画しました。満田さんも本の中で災害時に役立つレシピを提供したり、おすすめ食材を紹介したりして、食を通して備えを身近にする知恵を伝えています。

「いざというときでも少しの工夫をするだけで料理がおいしく、楽しくなります。日々の料理を工夫し、防災につなげてほしいですね」

Time Schedule

6:00 起床
9:00 開店準備、ランチ営業
15:00 休憩、パソコン作業、雑用などをこなす
17:30 ディナー営業
22:00 閉店後、夕食
23:00 就寝

満田 結子さん

満田 結子さん
1976年、東京都生まれ。父親の仕事の関係で石垣島や福島県で幼少期を過ごし、13歳の時に熊本へ。99年に熊本大学工学部を卒業後、建築の仕事に従事。2014年、益城町に夫と中華料理店『藍・天(らん・てん)』をオープン。同町で夫と長男と暮らす。

Information

「おいしいミニ炊き出しレシピブック」1300円(税別)はインターネットの専用サイトのほか、店でも購入できます。

お問い合わせ

藍・天

TEL
096-240-6034