手作りの移動式プラネタリウムで 満点の星空を子どもたちに

「プラネタリウムに行く機会のない子どもたちにも、きれいな星空を体感してほしい」との思いから、送風機で膨らませる移動式のプラネタリウムドームを手作り。白い農業用遮光フィルムをつなぎ合わせた稲葉さんのオリジナルです。サイズは、直径5.4m、高さ4.1mで、約40人が一度に入れ、学校に出向いての星空教室でも使えるようになっています。

先月、地元の中学校で初披露されました。真っ暗なドームの中、突如天井いっぱいに現れた星空。目を輝かせ喜ぶ子どもたちに「たくさんの星を見てワクワクした表情の生徒たちを見ていると、作ってよかったと心から思いました」

「身近な道具を使ってどうしたら星の観察を楽しめるかを考えるのが好き」と話す稲葉さんは、この他にもいろいろなものを考案してきました。2人で一緒に星を観測できる対空双眼鏡はカップルに人気なのだとか。学生時代、落語研究会に所属していた経験を生かした、ユーモアを交えた星空解説も得意です。

「各地の学校や病院にも出張したい。より多くの人が星や天体に興味を持ってもらえるきっかけになればうれしい」

Time Schedule

8:00 起床、朝食 キャンピングカーの改修など、趣味の時間
12:20 さかもと八竜天文台に出勤
14:00 出前教室
22:50 帰宅
24:00 就寝

稲葉 洋一さん

稲葉 洋一さん
1967年、八代市(旧八代郡鏡町)生まれ。九州産業大学で工業デザインを専攻し、教員免許と博物館学芸員資格を取得。卒業後、東京のゲームメーカーに就職。 94年に帰熊後、熊本市内の遺跡発掘調査に携わる。2017年から現職。八代市内で家族と暮らす。

Information

出前教室の問い合わせは同天文台 TEL:0965-45-3453まで。

店舗情報

さかもと八竜天文台

住所
八代市坂本町中谷は335‐2
TEL
0965-45-3453
店舗ホームページ
http://www.astro.city.yatsushiro.kumamoto.jp/
営業時間
13時〜22時
休業日
火・水曜日(夏休み期間中は火曜日のみ休館、8/15は開館)