姉妹でオリジナルの2人芝居 舞台を通して平和への思いを伝えたい
家族で自作自演・生演奏の出前ミュージカルを県内外で行う「劇団天然木」。現在23歳の長女・雫さんと、19歳の次女・凜花さんは幼い頃から舞台に立っています。2人とも「ミュージカルが大好き。舞台に立つのは楽しいし、気持ちがいい」と笑顔で声をそろえます。
4年前の県内の若手演劇コンテストで、おばあちゃんと孫の物語をテーマにオリジナルの2人芝居で優勝。それからも演技以外に雫さんは振り付けを、凜花さんは脚本を手掛け、2人芝居を続けています。母親の生演奏に合わせて繰り広げる、笑いあり涙ありの舞台は、見る人を引きつけています。
昨年、2人で沖縄に行き、現地の人たちと触れ合う中で、「平和に対する強い思いに刺激を受けた」と言います。「沖縄の人たちの日々の暮らしの中にある平和への思いを、舞台を通して伝えることができたら。若い世代の人たちにもっと興味を持ってほしい」
年頃の2人の夢は、自分たちの子どもと一緒に舞台に立つこと。「両親と3世代でミュージカルをやりたい」。夢は未来に広がります。
Time Schedule
6:00 起床、朝食
10:00 子どもたちに指導
11:30 移動中、雫さん手作りの弁当を食べる
13:00 到着。リハーサル
15:00〜16:30 2人芝居の公演
18:30 帰宅。家族で夕飯を食べながら反省会
24:00 就寝
久枝 雫さん 凜花さん
山都町の6人家族を中心に構成される劇団「天然木」に所属する姉妹。長女の雫(しずく)さん(写真上)は1995年生まれ、次女の凜花(りんか)さんは99年生まれ。子どもたちがミュージカルを体験できる活動も県内各地で行う。
Information
「劇団天然木」が指導するミュージカル体験クラブの新作発表は、3/30(土)・31(日)「美里町文化交流センターひびき」で。
詳細は同劇団のHPで。
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