出会いや会話、つながりが生まれる 井戸水と緑がつくる上通の“縁側”

熊本地震で取り壊しを余儀なくされた上通のテナントビル跡に、6月にオープンした「オモケンパーク」のディレクター。間口6m、奥行き30mと町屋の面影が残る敷地は、カフェと公園がミックスした空間に生まれ変わりました。

「テナントビルに建て直しても、この先、採算が取れるか分かりません。それならば、生まれ育った上通の個性を生かし、みんなが気軽に立ち寄れる“縁側”のような場所にしようと思いました」と振り返ります。1階にはカフェ、上階には階段状のテラスを設け、阿蘇の木々を植えた中庭や100年前の井戸を復活させた水辺など、昔ながらの町屋の要素も生かしました。「子どもたちが井戸のポンプを押したり、中庭でおばあちゃんがくつろいだり。世代の違う人たちがこの場所を楽しんでいるのを見るとうれしい」と言います。

アートやトークイベントなど、多彩な催しで“マチナカ”ににぎわいをもたらしたいと話す面木さん。「スタッフやお客さんと一緒に、いろいろなことを創造しながら、熊本らしさを発信できる場所に育てたいですね」

Time Schedule

7:00 起床
8:30 出勤
18:30 退社
19:00 オモケンパークで打ち合わせなど
21:00 帰宅・食事
24:00 就寝

面木 健さん

面木 健さん
1965年、熊本市生まれ。大学卒業後、化血研(現KMバイオロジクス)に入社。江戸時代に刀鞘の塗師、明治に漆器工房、昭和で靴店だった上通の「オモキビル」事業を2010年に受け継ぎ、オーナー兼ディレクターに。妻、2人の息子、2匹のネコと熊本市で暮らす。

Information

10/26(土)~29(火)、「すわる。デザインウィーク2019」開催。詳細はHP(「オモケンパーク」で検索)で。