丹精込めた野菜で作る加工品 “食”で豊かな暮らしのお手伝いを

福岡で忙しく仕事に追われる中で、「仕事の一部ではなく、自分たちで一から手掛ける仕事をしたい」と家族で南阿蘇に移り住んだのが8年前。「最初は家も自分の畑もなく、アパートと畑を借りて、研修農家で教わったトマトなどの育成から始めました」

季節が変わるごとに、土地に合う野菜を試して、今では春ならレタスや小松菜、ワサビ菜、夏はズッキーニやパプリカ、秋はナスに春菊、冬は京菜にタアサイなど、少量多品種の野菜を注文のあった家庭に定期的に販売しています。

「野菜はその時々の気温や天候で収穫量が変わります。自分たちが作ったものを、無駄なく、おいしく食卓に届けたい」と加工品作りもスタート。トウガラシを使った「ちょい辛ペーニョ」や、こうじ漬けの素(もと)を独学で商品化。南阿蘇の生産者市場などで販売しています。

「地域の朝市などに商品を出すことで、自然とお客さんとのつながりもでき、販路が広がることもあります」。今後も加工品のバリエーションを増やし、「使っていただく人の食を豊かにするお手伝いができたらうれしい」と話します。

Time Schedule

5:30 起床
6:00 読書など 野菜の収穫
7:30 朝食
8:30 出荷作業など
13:00 昼食
14:00 加工の下準備
17:00 保育園にお迎え
18:00 入浴、夕食
21:30 就寝

矢野 広美さん

矢野 広美さん
1973年、岡山市生まれ。福岡の大学を卒業後、1996年パッケージメーカーに就職。同じ会社に務める夫と知り合い、2002年結婚。11年、新規就農で南阿蘇へ。夫と『菜の風』を立ち上げ、加工品の企画、製造を担当。夫と14歳、8歳、6歳の娘と南阿蘇村で暮らす。

Information

『南阿蘇手づくり農園 菜の風』について詳しくは、TEL:0967-67-3881、ホームページ(http://nanokaze.exblog.jp)で。