心身を痛めた女性に安心の居場所を 輝く未来を踏み出すために

虐待などを受け家庭では暮らせない15~20歳の女性に、住まいや食事を提供する自立援助ホームが今年6月、熊本市内で初めて開所しました。児童福祉法に基づいて、藤木さんほかスタッフは入居者と生活を共にしながら、心のケアのほか、将来についての相談にも応じます。「子どもたちが安心して『ただいま』と言える安全な場所にしたい」

看護師として、病院などに勤務していた頃から、「子どものために何かできないか」と思い続けていた藤木さん。子どもたちができる限り家庭的で良好な環境で過ごせるよう、時には母親のような気持ちで向き合い、話を聞きます。「最終的に自分から自立できるよう、入居中にさまざまな経験を重ね成長のステップを踏んでほしい」。看護師の立場から性教育も行い、「自分を大切にすること」もきちんと伝えています。

開所して約4カ月が過ぎ、日中は犬を散歩させるボランティア活動などにも参加して、地域や社会との関わりも大事にしています。「輝く未来のために、子どもたちの将来を楽しみにしつつ、今は成長に寄り添います」

Time Schedule

5:00 起床
6:00 朝食・家事
8:30~18:00 勤務
19:00 帰宅・夕食・家事
22:00 就寝

藤木 智子さん

藤木 智子さん
1978年南阿蘇村(旧阿蘇郡白水村)生まれ。鹿児島市内の高校を卒業後、看護師となり阿蘇市の病院に勤務。99年結婚。出産を経て2004年から老人施設や救護施設で働く。19年、「自立援助ホームLOVE」の開所に携わる。合志市で家族と暮らす。

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