児童養護施設などを退所した若者の「初めの一歩」を支援したい

児童養護施設などを退所した若者たちに安心して暮らせる住居と食事を提供し、自立して生きていくための準備をサポートするシェアハウスを運営しています。楊さんが児童養護施設で家庭教師のボランティアを行っていたとき、教え子の「安心して住める家がほしい」という一言に心を突き動かされました。「施設を退所する18歳で公的な支援が切れてしまうのが現状。ならば、私が受け皿を作ろう」と事業を起こしました。

親から積極的な援助が受けられない若者には、幼少期に養育者と愛着関係を築けていない愛着障害があると楊さんは言います。ラブファーストで接し、マンツーマンの関係をつくることを大事にしているそう。シェアハウスでは家事をともに行い、金銭管理など社会生活で必要な知識も教えます。

9月には、県内の児童養護関連施設や役所の職員、支援団体の代表が集まった自立支援勉強会に参加。児童養護の現場が抱える課題を共有しました。「将来は就労支援のネットワークづくりや支援者育成事業などを手掛けたい」と目標を掲げます。

Time Schedule

7:00 起床
8:00 朝食・家事、事務作業
11:00 入居者面談や見学者の対応
16:00 夕食の準備、夕食
19:00 習い事の茶道教室へ
21:00 帰宅。24時に就寝

楊 祈恵さん

楊 祈恵さん
1986年、下関市生まれ。米国の大学を卒業後、済生会熊本病院に就職。私生活では児童養護施設で家庭教師のボランティアや、米ニューヨークでスラム街の子どもたちの支援などを経験する。2019年、児童養護施設退所者などの自立支援事業を立ち上げる。

Information

運営費の支援、日用品などの物品支援、ボランティア支援を募っています。

お問い合わせ

事務局

TEL
090-8409-6565
Web
https://ippo-support.net/