MENU

イベント情報

【532号】すてきびと – 天草市地域おこし協力隊 冨山 宏士さん

冨山 宏士さん
冨山 宏士さん

目次

通詞島でサトウキビ栽培を復活 “半農半漁”で地域おこしを

冨山 宏士さん
1980年、千葉県生まれ。日本大学芸術学部卒業。東京のテレビ番組制作会社、飲食店などに勤務の後、オーガニックマルシェの運営に携わる。2018年に天草へ移住。天草市五和町支所で働く。妻と息子2人の4人暮らし。
冨山 宏士さん 1980年、千葉県生まれ。日本大学芸術学部卒業。東京のテレビ番組制作会社、飲食店などに勤務の後、オーガニックマルシェの運営に携わる。2018年に天草へ移住。天草市五和町支所で働く。妻と息子2人の4人暮らし。

東京で長年、オーガニックマルシェを運営していました。「素晴らしい生産物を広く消費者に紹介できましたが、生産者ではない自分は他人のふんどしで相撲を取っているようで…」と悩んだ末に休止。その後、西日本を旅し、「海がきれいで魚もおいしく、竜宮城かと思った」という天草市が気に入り、地域おこし協力隊に応募し、移住。

五和町の通詞島では、150年前までサトウキビ栽培が盛んに行われていたことを知り、 “サトウキビの島”復活を目指し活動を始めました。この春には1200本の苗を植え付け、現在順調に生育中です。地域に漁師が多いことから、時化(しけ)が多い冬場に漁師が栽培を手掛ける「半農半漁モデル」を思いつきました。3月に行われた、農業で現代社会の問題解決を目指すアイデアコンテストで提言したところ、全国138案の中からグランプリを受賞。サトウキビジュースや黒糖バーなど土産品の開発や環境共生などの考えも盛り込み、地域の課題解決に取り組みたいと考えています。「まずは自分が栽培し、サトウキビの可能性を掘り下げてみます」

Time Schedule

  • 6:30 起床、子どもの送り出し、家事
  • 9:00 出勤し、事務作業など
  • 10:00 サトウキビ畑で農作業
  • 17:15 庁舎に戻る
  • 18:00 帰宅
  • 23:00 就寝

Information

「活動に興味がある方はご連絡ください」
TEL:090-3525-8481
facebook「通詞島サトウキビ復活プロジェクト」

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

冨山 宏士さん

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

熊本市を中心に31万部戸別配布のフリーペーパー「くまにち すぱいす」がお届けする、熊本の暮らしに役立つ生活情報サイトです。

目次