センス・オブ・ワンダー

著:レイチェル・カーソン 訳:上遠恵子

「センス・オブ・ワンダー」とは、神秘さや不思議さに目を見張る感性のことです。この本にはセンス・オブ・ワンダーを持ち続けることの大切さが描かれています。

満天の星空をテレビで見るのと、実際に見るのとではまるで違います。実際に見るときは、きっと肌に感じる風や匂い、虫の声、星の瞬きなどを五感全てで感じることができるでしょう。こうした体験を通してセンス・オブ・ワンダーは育まれていくのです。

子どもたちが見る世界は、いつも新鮮で美しく、驚きと感激に満ちあふれています。しかし残念なことに、私たちの多くは大人になる前にこの感性を鈍らせ、あるとき失ってしまいます。

ところが、まれにこの能力を失っていない大人に出会うことがあります。その人たちの目は生き生きと輝き、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力であふれています。子どものような好奇心、わくわくする気持ちを失ってはいません。私もそういう大人でいたいと思います。

定価 649円 新潮社 文庫判

紹介するのは

長崎書店
石川 龍一さん

JPIC読書アドバイザー。精神世界、コミック担当