西の魔女が死んだ

著 梨木香歩

「西の魔女が死んだ」。タイトルにもなっているこの一文から物語は始まります。物騒なタイトルですが、内容は女の子の成長と家族の愛情のお話です。

中学に進んで間もなく、学校へ行けなくなってしまったまいは、西の魔女のもとで過ごします。西の魔女とはママのママ、つまり、おばあちゃん。そして、おばあちゃんのもとで魔女修業「早寝早起き、食事、運動、規則正しい生活」を始めます。そして、一番大切なことは「意思の力、自分で決める力、やり遂げる力」だと教わります。

おばあちゃんが大好きなまいは、ことあるごとに「おばあちゃん、大好き」を連発します。おばあちゃんはいつもほほ笑んで、「アイ・ノウ」(知っていますよ)と、まるで秘密の合言葉のように応えてくれます。この合言葉には最後の最後まで、おばあちゃんのあふれんばかりの愛を感じます。

最後は涙が止まりません。そして、「死」を扱っているにもかかわらず、ただただ優しく、あたたかいお話です。

490円(税別) 新潮社 文庫判

490円(税別) 新潮社 文庫判

紹介するのは

金龍堂まるぶん店
尾方 友紀さん

最近ほうじ茶ラテを色々なお店で見かけるので嬉しいです

尾方 友紀さん