はちうえはぼくにまかせて

作:ジーン・ジオン 絵:マーガレット・ブロイ・グレアム 訳:森 比佐志

お父さんの仕事が忙しくて、夏休みにどこへも旅行に行けない少年トミーは、近所の人たちの鉢植えを預かって世話をするアルバイトを思いつきます。預かった植物たちはトミーの上手なお世話のおかげでぐんぐん成長し、家の中はまるでジャングルのよう。ある日、植物が育ちすぎて家を壊してしまう夢を見たトミーは、図書館から本を借り、剪定の仕方を学びます…。

子どもの頃、この絵本が好きで何度も何度も読んでいました。夏休み、どこへも旅行に行けなくても、自分なりの楽しみ方を見つけて(しかもお金を稼いでいる!)、問題を見つけては自分で調べて解決、さらに良い方向に進めているトミーが、かっこ良くて憧れていたのかもしれません。

預かっている植物がぐんぐん育っていくのを読みながらハラハラ、でもどうなっていくのかワクワクドキドキしていた気持ちを思い出します。黄・青・緑の3色で描かれているのに絵が豊かであたたかいです。

ペンギン社 1,296円(税込)

ペンギン社 1,296円(税込)

紹介するのは

長崎書店
中山 理紗さん

児童書担当。JPIC読書アドバイザー、絵本セラピスト協会認定絵本セラピスト

中山 理紗さん