つんどくよんどく
野球が教えてくれたこと
著:栗山英樹
うだるような暑さが続く中、甲子園では毎日熱戦が繰り広げられていますね。そんな今の季節にお薦めの本です。
著者はプロ野球パ・リーグ北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督。メジャーリーグで活躍する二刀流・大谷翔平選手を育てた人物としても知られています。栗山監督は、「どうしたら野球がうまくなるか」という子どもの質問に対し、「本当に野球が好きだったら勉強をしなさい」と言います。「野球」と「勉強」。直接イコールで結びつきそうにありませんが、読んでみると「なるほどなぁ」とうなずいてしまいました。
大谷選手をはじめ、中田翔選手や清宮幸太郎選手といった誰もが知る選手たちとのエピソードが満載で、それでいて野球のことがもっと好きになれます。
ぜひ、野球をやっている子どもたち、その親御さん、そして人生に悩める全ての人に読んでもらいたい一冊です。
定価 1,350円(税別) B6判 KADOKAWA
紹介するのは
蔦屋書店熊本三年坂
那須 千香子さん
しがないファイターズファン。試合結果を見て一喜一憂する毎日です。
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