ぽつぽつぽつ だいじょうぶ?

作:しもかわら ゆみ

ぽつぽつぽつ、雨がふってきました。ちいさなねずみさんがさしたのは、かわいいきのこのかさ。おさんぽちゅうのうさぎさんがさしたのは、だいすきなにんじんのかさ。では、きつねさんとたぬきさん、かえるさん、くまさんは…。

どんな傘が登場するのかワクワクしますが、もう一つ注目したいのは雨の擬音。「ぽつぽつぽつ」や「ぱらぱらぱら」、「さらさらさら」など…。雨の音ってこんなにあるんですね! そして、その音によってイメージする雨の量はどうでしょうか?

雨の様子によって、こんなにさまざまな表現方法があるなんて…。日本語の美しさを再認識した絵本でもあります。

私は6月生まれなので、雨を描いた絵本が気になるのですが、この絵本は表紙に一目ぼれしてすぐに購入しました。梅雨はジメジメとしていてあまりいい印象ではないですが、この絵本は雨の日の動物たちの生き生きとした表情が繊細に描いてあって、こんなにかわいく描いてあったら梅雨も好きになれそうです。

定価 1300円(税別) 22.6×21.6cm 講談社

紹介するのは

長崎書店
中山 理紗さん

児童書担当JPIC読書アドバイザー、絵本セラピスト協会認定絵本セラピスト