火の国元気スポーツ

B1を目指したヴォルターズの5回目の挑戦は、ワーストとなる西地区6位で終戦。ライバルチームや新型コロナウイルスと戦い続けた今季を振り返ります。

西地区6位で終戦 悔しさを胸に来季へ

海外での実績が豊富なヘッドコーチ(HC)や選手を招へいしたものの、チーム内の意思疎通を欠いた昨季の反省を生かし、2020‐21シーズンは日本でのプレー経験を重視した編成で挑みました。

しかし、コロナ禍の影響で、留任が決まっていたネナドHCは結局来日できず。開幕直前に岡田修アシスタントコーチがHCに就任する、ドタバタの船出となりました。それでも司令塔・石川海斗選手を中心に若手の台頭もあって、1月までは19勝16敗と勝ち星が先行。プレーオフ射程圏内に踏みとどまります。

ただ、主力として活躍していたマーベル・ハリス選手が1月中旬に退団すると、その後はけが人も相次ぎ失速。2月は1勝7敗、3月は2勝6敗と大きく負け越しました。

スタッツを見ればチームの課題は明確です。地区優勝した18‐19シーズンの1試合平均失点が79・5だったのに対し、今季は86・8。その要因となるリバウンド、ブロック、ターンオーバー数も昨季を下回りました。

一方で1試合平均得点は83・6と上昇。ルーキーの佐々木隆成がフィールドゴール50%、スリーポイント40%、フリースロー90%以上(いずれも成功率)を達成する「50‐40‐90」を、Bリーグ史上初めて成し遂げ、フリースロー成功率は1位に輝きました。また、木田貴明選手も同部門2位となり、若手の活躍が光りました。

石川選手が2年連続でアシスト王に輝くなど、選手個々の能力は光った今季。それでも2季連続でプレーオフにすら手が届かなかった要因は何なのか? 既に強化・編成アドバイザーに、日本代表でも活躍した経験を持つ渡邉拓馬氏の就任が発表されています。チーム変革の推進力として、その手腕に期待がかかります。

スピード豊かなプレーで活躍した佐々木隆成選手。愛称は「リュウセイ・スカイ・ウォーカー」です

※数字は1試合平均 ※()内の数字はリーグ順位/昨季のチーム平均


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