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お知らせ  2016/04/27

子どもの心のケア【4/29付特集】

子どもの心のケア
―不安、ストレス抱える子ども 心の安定した大人がそばに―

 地震による子どものストレスや心の不安にどう対処したらよいのか、不安を抱える親も多いと思います。16日から、益城町の4カ所に「こどもひろば」を開き、子どもの支援にあたっている、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(本部・東京)スタッフの赤坂美幸さんに、被災した子どもに接するときのポイントなどを教えてもらいました。


子どもたちが不安を口にしたり、泣き叫んだり、夜になるとなかなか大人から離れられなかったりするなど、気になる行動はありませんか?

■親の不安が子どもに伝わる
子どもによってストレスへの反応はさまざまですが、大切なのは、まずは子どもの近くに、心の安定した大人がいてあげることです。子どもは大人の影響を受けやすいので、自分の子どもに不安な様子が見られる場合は、まずお父さんやお母さんが心を落ち着かせ、体を休めるなど、自分自身をケアすることが必要かもしれません。
避難所や近所に、同様の行動が見られる子どもがいる場合は、そのお母さんやお父さんに、「水はちゃんと飲んでいますか?」「夜は眠れていますか?」などの、日常会話程度の声掛けをしてみてください。何気ない会話で大人の心も和らぐものです。
ここで大切なのは、押しつけがましくならないこと。何か自分にできることがあれば…と気持ちが先走って、必要以上に世話を焼こうとすることは、相手の自尊心を傷つけてしまうなど、逆効果になることも。
私たちが活動の基本としている「子どものための心理的応急処置(PFA)」は3つ。
 @見る(安全が確保されているかの確認)
 A聞く(支援が必要な人の話に耳を傾け、気持ちを落ち着かせる)
 Bつなぐ(基本的なニーズやサービスが受けられるよう、専門的、社会的な支援に結び付ける)
自分のできる範囲の支援を行い、その後は地域の民生委員や保健師、行政スタッフなどに声掛けし、専門機関につなげてもらいましょう。

■安全に遊べる場所を確保
また不安を抱えた生活の中で、子どもたちが日ごろと同じように、安全に遊べる空間をつくってあげることも有効です。遊びはストレス対処法の一つでもあり、心穏やかに遊べる場所があることは、親にとっても心の安定につながるはずです。そしてこの“日常”が増えていくことで、少しずつ子どもたちの心も安定していってほしいですね。


国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの支援情報はホームページでチェック
「心理的応急処置(PFA)」特設サイト
http://www.savechildren.or.jp/lp/kumamotopfa/


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