変わる就職活動の今 オンライン"就活"攻略法[実践編]

先週は、ネット環境の整備や身だしなみなど、オンラインで就職活動を行う際に気を付けることについて紹介しました。今回は、オンライン面接を行う当日の注意点など、実践する上でのポイントをキャリアコンサルタントに聞きました。


「自分が会社に貢献できること」を 端的に伝えられるよう、しっかりと自己分析を

オンライン就活を、既にスタートさせている皆さんは、順調に進んでいますか? 自分の部屋など慣れた環境で行う場合は、緊張が解け過ぎて、面接官に持論を長々と話してしまったり、会社に意見したりするなど失敗例も出てきているようなので、これからチャレンジする人は注意が必要です。

また、対面でグループを作り課題に向けて話し合うグループワークの場合は、そのグループメンバーの雰囲気を感じ取りながら、ファシリテーター役やリーダー役などを推薦や立候補で決め、即座に役割分担できるのですが、オンライン上ではそれが難しいようです。

みんながリーダー役というわけにはいきませんし、黙っていては自分の良さをアピールできません。今回はリーダー役より、発言できていない人のフォロー役に回ろう―などと、その場に応じて自分の役割をしっかり見極め、ワークの目的達成に向けて力を発揮してください。

個人でも集団でも、面接の要となるのは、①自分は将来的に社会にどう貢献したいのか②そのためにこの会社で何ができるか③そのために学生時代、どのような準備(経験)を積んできたか―ということです。明確に納得いく自己アピールができるよう、しっかり準備をしておきましょう。


オンライン面接で気を付けたいPOINT

スタートする前

10分前

設定時間前には必ず入室(スタンバイ)しましょう。

3分前

準備が完了したらメールで「準備が整いました。本日はよろしくお願いいたします」など、連絡をするとより丁寧です。


面接がスタートしたら

(1)

自己PRなどは端的に。原稿にすると、どうしても読んでしまうので目線が下がってしまいます。面接官の目をしっかり見て話すことを心掛けて。キーワードだけを付箋に書いて、パソコン画面の角に貼っておくとよいです。

(2)

対面の時よりも、「ゆっくり」「ハキハキ」を、より心掛けましょう。

(3)

上半身の動きは対面の時以上に気になります。落ち着きのない印象を与えることもあるので、オーバーアクションにならないようにしましょう。


こんなところにも注意!

個人

いきなり面接に入らず、世間話からスタートすることがあります。その雑談の受け答えもとても大事です。すべての言動がしっかり見られていることを忘れずに!

集団

オンライン上で多人数の面接を行う場合、対面と違い、間の取り方が分かりにくかったり、話し始めるタイミングが他の人とかぶってしまったりすることも。自分の話が終わったら、「以上です」など、終わりがはっきりと分かるよう伝えましょう。


面接が終わったら

オンライン上でも、「本日はありがとうございました」のお礼とお辞儀は心を込めて。くれぐれも、面接官が退室する前に画面を閉じることがないよう。先方の退室を確認してから、オフラインに切り替えましょう。


話を聞いたのは…

キャリアコンサルタント
広瀬美貴子さん

進路アドバイザー、キャリア入門大学非常勤講師、
熊本県しごと相談・支援センター相談員

オンライン面接では、環境によって相手の言葉が聞き取れないこともあるかもしれません。その場合は、分かったふりをして話を進めず、「聞き取れなかったので、もう一度お願いします」など、遠慮なく申し出ることが大切です。

面接において大切なことは、対面もオンラインでも”自分を知り”それをいかに伝えられるかということです!