【386号】ワーキングウーマン VOL.28 デキル女のデスク整頓術
オフィスのデスクを片付けて、思考も整理!
「もっとデキル女を目指したい!」。そう願うなら、まず見直すべきはあなたのデスクかもしれません。整理整頓のスペシャリストに、仕事力がアップし、キラキラ輝く女性に生まれ変わるためのデスク整頓術を教えてもらいました。
具体的なダメポイントは…
- 業務を行うためのスペースがない→仕事がはかどらない、ミスが増えがち!
- ペンなど、同じようなものがいっぱい→無駄な費用がかかる上、スペースを取る!
- 今、見たい書類が判別しづらい→書類を探すのに時間がかかる!
- 自分以外の人には、何がどこにあるか分からない→情報を共有できない!
パッと見ただけでも散らかっていて、ダメなポイントがいっぱいね!
教えてくれた人
「株式会社すてき・プランニング」代表
整理収納アドバイザー認定講師
整理収納アドバイザー1級
藤本 裕子さん
このデスク…、多大な時間的・精神的・経済的なロスが発生しているわ。仕事への悪影響も大ね!
藤本先生が教える 片付けのHOW TO
1.まずは机のものを全て出す
片付けの一番の基本は「全て出してみる」こと。机の上や引き出しの中のものを1カ所に並べて、自分が何をどれだけ持っているか把握しましょう。
1カ所に集めると、いろんなことが見えてくるわね
あれ、消しゴムやシャープペンシルの替え芯が何個も…
2.いるもの、いらないものに仕分けする
同じ種類ごとにまとめ、いる・いらないの仕分けをします。オフィスのデスクにそろえるべきは「仕事に最低限必要なもの」。本当に自分に必要なものと、その「適正量」を決めましょう。また、個人では不要だけど会社にとって必要なものは、共有スペースへ。
減らし過ぎも危険。仕事のストレス解消に必要ならお菓子やお茶などは残しちゃいましょう!
3.モノの「住所」を決める
何をどこに置くか、アイテムごとに「住所」を決めて収納します。基準になるのは、使用頻度と動線。頻繁に使う物は手に取りやすい卓上に、毎日一度は使う物は一番上の引き出しに、週に数回~月に数回しか使わないものは袖の引き出し…と分けていくと、おのずと収納場所が決まるはず。
引き出しの中は、仕切り板やトレイできちんと区切ること!
引き出しがこんなにすっきり!
キレイなデスクが完成!
モノでいっぱいだったデスクがウソのよう!仕事もはかどりそう
『進行中』『処理済み』『至急』…。
ラベルで分けると、こんなに探しやすかったんだ…
自分だけでなく、オフィスの他の人が見ても分かりやすいことが大事よ!
書類は「縦」に並べる!
書類も「保存」か「保管」かで仕分け。終了した業務など、すぐには必要ない「保存」用の書類は、書庫や共有スペースへ。現在進行中の業務で手元に「保管」すべき書類は、用途や種類別にファイルで分け、背中にラベリングをして収納します。パッと一覧できるよう縦に並べるのがポイント。積み重ねはNGです。
オフィスのデスクはあくまでも「仕事をするための共有の空間」の一つ。周りに迷惑を掛けず、仕事をスムーズに進められる環境をつくることが、片付けの一番の目的です。また、時間的・精神的・経済的なロスを減らすための片付けのセオリーは、実はそのまま仕事の思考回路にも生かされるものです。スッキリ効率的な考え方を習慣づけて、片付けも仕事も「デキル女」を目指しましょう !
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