【394号】トラックを乗りこなせ!

すぱいしーずのツボ

すぱいすライター「すぱいし〜ず」が今、気になっている”ツボ”をご紹介

今回は恵のツボ

自分の運転免許証を見ていたら、有効期限の下に見慣れぬ一文。「中型車は中型車(8t)に限る」ー。これって8tトラックが運転できるってこと!? それなら乗ってみたい! というわけで、中型トラックの運転に挑戦してきました。(すぱいし~ず・恵)


超ロングでワイドな中型車に乗ってみた

まずは、本当に8tトラックを運転できるかを調査。ベテランドライバーに聞くのが早かろうと、『熊日物流』の宮田将三さんに尋ねてみました。すると、車両総重量が8t未満で最大積載量が5t未満、かつ定員が10人以下の車なら大丈夫とのこと。

「へぇ~…」と分かったような分からないような顔をしていると、「今はAT車もあるし、恵さんが運転してもいい範囲内で一番大きなトラックを運転してみる?」と宮田さん。「やります!」と早速、運転させてもらうことになりました。

取材当日、現場に現れたのは、長さ8m66㎝・幅2m49㎝もある超ロング&ワイドなトラック。その大きさにワクワクしていると「あ、これMT車だから」と笑顔の宮田さん。え、打ち合わせと違うんですけど…。十年以上ぶりのMT車、しかも巨大な車体、果たして乗りこなすことはできるのでしょうか。

「中型車は中型車(8t)に限る」という一文は、平成19年6月1日以前に普通車免許を取得した人が車両総重量8tの車両まで運転できることを示しています。同年6月2日以降に普通車免許を取得した人は、5t以上は運転できません。

教えてくれたのは

熊日物流 宮田将三さん

新聞やすぱいすをはじめ、一般貨物を県内外に運ぶドライバーとして長年勤務。現在は運行管理業務や新人ドライバーの指導などを行っています。


(1)まずはコックピットへ

まずは車両の周辺を確認して乗車。手すりを持って、うんしょ、どっこいしょ…運転席に乗り込むのも一苦労です。でも、高いだけあって見晴らしは最高!

排気量:6400cc
車両総重量:7.97t
全長:8660mm
全幅:2490mm
全高:3500mm

普通車の倍以上はある大きなハンドル、思わず押してしまいたくなるボタンの数々…。座っているだけで楽しい気分♪

(2)まっすぐ走ってみる

「クラッチって左? 真ん中?」とプチパニックに陥りながら、隣に座る宮田さんの合図で発進。アクセルを踏んでいないのに意外とスピードが出ます。慣れない半クラッチにガクンガクンしながら、まだ周囲を見渡す余裕も。

(3)カーブに突入

「じゃあ左折してみようか」と涼しい顔の宮田さん。「え? え?」と慌てる私に「まだまだ!」とハンドルを切るタイミングを伝えてくれるのですが、これがまた「本当にまだ?」というくらい大回りなんです。

つい、いつもの感覚でハンドルを切り、内輪差で三角コーンが転倒。気を付けたつもりだったのですが…。

(4)縦列駐車

駐車には自信がある私。「これは簡単でしょ」とトライしましたが、やはり車体が長いと難しい! バックモニターと宮田さんの指示のおかげで、何とか枠内に駐車することができました。


挑戦を終えて

初めは「公道を走ってみたい」などと考えていたのですが、とんでもない! トラック運転手さんの技術の素晴らしさを再認識しました。ちなみに、宮田さんいわく「2カ月くらい練習すれば、うちで働けるかもよ」とのこと。私、才能あるかも!?