【436号】無理せず、楽しく 防災を学ぼう!

9月1日は「防災の日」

1923年9月1日に発生した「関東大震災」に由来しています。

9月は「防災月間」。災害についての認識を深め、それらに対処する心構えを持つことが大事です。そこで、日常生活の中で無理なくできる災害への備えを、2人の専門家に教えてもらいました!


防災は普段の生活に取り入れ、"いつも備えておく"ことが大切!

防災士・柳原さんには家で、アウトドアの達人・阿南さんには屋外で、すぱいす読者家族にそれぞれ教えてもらいました。

家でできる備え

教えてくれたのは

ママ防災士 柳原 志保さん

宮城県出身。東日本大震災で被災し、2012年に熊本へ移住。14年に防災士の資格を取得し、防災啓発活動や講演会などを積極的に行う。「てれビタ」(KKT)、「テレメッセくまもと」(NHK)などメディアでも活躍中。


ポイント1 「もしも」に備えるために大切なのは普段からの心構え

防災に取り組む際、大切なのは普段の生活。「いつかしよう」「特別な準備をしよう」ではなく、「いつも備えておく」ことが重要です。まずお子さんに覚えておいてほしい心構えをご紹介します。


ポイント2 日常でも役立つパーソナルカードを作ろう

首から下げるカードホルダーの中に、命を守るために役立つ情報をまとめて入れておきましょう。災害時はもちろん、普段の生活でも必要な情報がすぐに取り出せるので、とても便利。家族みんなで一緒に作れば、連絡先などの重要事項を再確認する場にも。

柳原さん自身のパーソナルカード

柳原さんのお子さん・拓巳くんのパーソナルカード


ポイント3 物資の備えは3分野に分けて考えましょう

「常に携帯するもの」「非常用持ち出し袋に入れておくもの」「使いながら備蓄するもの(ローリングストック)」の3分野に分けて備えると、分かりやすく整理することができます。

常に携帯しておくもの

非常用持ち出し袋に入れておくもの

柳原さんの「非常用持ち出し袋」

拓巳くんの「非常用持ち出し袋」

使いながら備蓄するもの

使いながら備蓄するもの

使いながら備蓄するもの

柳原さんの活動はFacebookをご覧ください

柳原さんの活動はFacebookをご覧ください


新聞紙でスリッパやお皿も作れます!

柳原さんには新聞紙を使ったスリッパや、お皿も作ってもらいました。


車・屋外でできる備え

教えてくれたのは

アウトドア&登山洋品店 シェルパ
店長 阿南 志武喜(あなん しぶき)さん

豊富な経験と知識、丁寧なサポートでアウトドア愛好者から信頼を得ている野外活動&登山のプロ。アウトドアのノウハウを生かした被災地での支援活動にも積極的に取り組んでおり、4月には益城町と「シェルパ」で防災協定を締結。


ポイント1 「あると便利」な4アイテムを車に積んでおこう

熊本地震で車中泊を経験したという人は多いでしょう。まずは車中での避難生活を少しでも快適にするために、普段からトランクに積んでおいてほしいアイテムをご紹介します。

段ボールは使い勝手抜群!

シートを倒して寝る際、溝や段差が気になるときは、段ボールを敷いてクッション代わりに。断熱効果もあります。さらに、窓に立てかけてサンシェードや目隠しに、組み立てればテーブルに。

ラップで包めば資源の節約に!

食器はラップに包んでから使えば、食後に洗う必要なし。資源と水を節約できます。ケガをしたときには、ラップは包帯の代用品としても活躍。

当座をしのぐ水と食料を確保!

現在は水またはお湯を入れるだけでできるレトルト食品がいっぱい。水、カセットコンロ、そしてレトルト食品も常に車に積んでおきましょう。普段からお出かけ先で、キャンプ気分でレトルト食品を食べる、といった楽しみ方も◎。食べたら補充する、「ローリングストック」を忘れずに。

※カセットコンロの燃料となるガス缶は、車に積んだままだと危険です。お出かけ時や災害発生時に取り出しやすく、風通しが良くて涼しい場所(下駄箱やガレージなど)に保管しておきましょう


ポイント2 テントや寝袋は"遊び感覚"で日頃から使っておこう

テントや寝袋は「普段から使っておく」ことが大事。設営はもちろん、テントに寝泊まりすることに慣れておきましょう。キャンプ場に行かなくても、リビングや庭に設営して寝泊まりするなど、「遊び」の一つとして家族で楽しんでください。

今回設営したのは4人用サイズ

今回設営したのは4人用サイズ。阿南さんに教えてもらいながら、15分程度で設営完了!

寝袋は家族構成や用途に合わせてチョイス

防災用にオススメなのが、長方形タイプの寝袋。3辺にチャックが付いていて、開けると大きな1枚に。2枚を重ねてチャックを閉めれば、2人用の寝袋になります。災害時、お子さんは不安でいっぱいです。これならお母さんと一緒に寝られるので安心ですね。

【取材協力】

店舗情報

シェルパ 熊本本店

住所
熊本市中央区新屋敷1‐14‐30
TEL
096-362-9585
営業時間
10時~19時30分
休業日
なし

防災にオススメのアウトドアグッズ

ポケットストーブ ミリタリー 1620円

収納時は横98×縦77×高さ23mmという、小型で軽量な折り畳みコンロ。固形燃料付き。

ポケットストーブ ミリタリー 1620円

ソーラーパフ/3672円

折り紙のように畳める、収納に便利なランタン。太陽光で充電できるのもうれしいポイント。

ソーラーパフ/3672円

サバイバルパン/561円

5年間の長期保存でも、軟らかなまま。驚きの備蓄保存用パンです。うれしいチョコチップ入り。

サバイバルパン/561円

折り畳みバケツ/3780円

普段は手のひらサイズのポーチに折り畳んで収納。広げれば20L入るバケツに!

折り畳みバケツ/3780円

携帯トイレ&超防臭チャック袋/486円

携帯トイレと収納袋のセット。車に備えておけば、渋滞時やお子さんの急なトイレの際も安心。

携帯トイレ&超防臭チャック袋/486円

※全て「シェルパ 熊本本店」で取り扱い中