【491号】ワーキングウーマン VOL.43 引きずらない夏冷え・夏疲れ! リラックス入浴法

夏からの長引く暑さや朝晩の気温の変化などで体の疲れがたまっていませんか。そこで、元気が出ない体や乾燥したお肌をこの時季にリセットする、おすすめの入浴法を専門家に聞きました。

夏に冷えて疲れた体は入浴でリセットを

「夏冷え」「夏疲れ」の体をケアしないまま秋冬を迎えると、寒さで体がさらに冷え、肌は乾燥してボロボロに。すると、体に老廃物がたまりやすくなり、体調を崩してしまう恐れがあります。冬を元気に過ごすためにもこの時季に「体をしっかり温める」ことが重要です。

おすすめは、湯船に入る「入浴」。シャワーで済ませる人も増えていますが、きちんとお湯の中に入ることで、体が温まるのはもちろん、程よい水圧が血行を促進し、体を芯から温めてくれます。お湯の温度は、副交感神経を刺激し、リラックスして入浴できる40℃が良いといわれています。毎日、お湯に漬かるのがベストですが、週1回からでも試してみましょう。乾燥した肌の調子も良くなるはずです。体調や肌の調子がグンと変わる効果的な入浴法をご紹介します。

教えてくれた人

温泉ソムリエアンバサダー
今村 ゆきこ さん

フリーランス・編集&ライター。熊本第1号の温泉ソムリエとして、熊本の温泉の魅力を全国に発信している。熊本県デスティネーションキャンペーン「くまもっと湯美人」監修。


基本の入浴法

(1)

入浴前に水分をしっかり取る。

(2)

心臓から遠い手と足、体の順にかけ湯をして汚れを落としながら体を湯温に慣れさせる。

(3)

40℃のお湯に漬かる。

(4)

お湯から上がり、体を洗ったら、もう一度お湯に漬かる。

(5)

湯上がり10分以内に保湿を。水分補給も行う。

Point!

全身お湯に入ると消費カロリーも増えるので、ダイエット効果も期待できる!


温冷交互浴

温かいお湯と冷たい水に交互に漬かることで、末梢(まっしょう)血管が拡張し血行が促進されます。乳酸が排出されやすくなり、疲労回復と冷え性改善が期待できます。

(1)

38〜42度のお湯に3分間漬かる。

(2)

足に18〜20度のシャワーを20秒〜1分間かける。

(3)

(1)〜(2)を3〜5回繰り返す(最終は(1)で終わる)。

Point!

慣れてきたら、温冷の差を広げてみる。冷水で始めて冷水で終わる((2)→(1)→(2))のもおすすめ!


浮遊浴

体を浮いたような状態にすることで、心臓への負担を減らしつつ、足には水圧がかかるのでむくみの改善につながります。体の力を抜いてゆっくりと腹式呼吸をすると体が浮いたり沈んだりするため、リラックス効果も倍増。


分割浴

熱い湯に急に入ると、体の表面だけが温まり、かえって湯冷めをする可能性があります。同じ入浴時間でも、分割して入ることで体の表面からゆっくりと温められ、体の深部まで温まります。

40℃の場合、湯船に入る時間を5分、8分、8分に分け、その間に体や顔を洗いましょう。連続して21分間入るよりも深部体温を1℃上げることができ、リラックス効果も、より期待できます。熱い湯に無理して長時間入ると深部温度が上がり過ぎて逆に疲れてしまうので要注意。無理せず「気持ちよい」と感じる程度が目安です。


美肌洗顔法

(1)

入浴して汚れを落としやすい状態にする。

(2)

お湯で顔の汚れを流す。

(3)

蒸しタオルで、さらに毛穴を広げる。

(4)

洗顔料を泡立てて、触る程度に顔にのせ洗い流す。

Point!

強くこすると汚れが毛穴に戻る可能性も。湯上がりの保湿剤も忘れずに!