【529号】”推し”への愛は捨てられない! オタクのための整理術
すぱいし~ずのツボ
すぱいすライター「すぱいし〜ず」が今、気になっている”ツボ”をご紹介
今回は彩のツボ
アイドルやバンドが大好きな私の部屋は、関連グッズでいっぱい! でも、「グッズ=“推し”への愛」と思っているので捨てるに捨てられず…。片付けが苦手な私でも物を減らさずに済む、都合のいい整理術はないか、片付けのプロに教えてもらいました。(彩)
「片付け」の意識を変えて捨てなくてもスッキリ!
相談に乗ってくれたのは、整理収納アドバイザーの岩見栄子さん。「物を減らせるに越したことはないですが、大切な物は捨てなくてもいいですよ」とありがたいお答えが。早速、部屋の現状を見てもらいました。
衣類ケース3個にペンライトや雑誌、キーホルダーなど、いろんな物をおもちゃ箱のように詰め込んでいます。岩見さんは、「まずはここに何があるかを把握し、それぞれの収納場所を決めることが第一です」とアドバイスします。現状を把握すると、自分が買う物の傾向が分かり、これから物が増えてもその都度整理できるのだそう。大切なポイントを教えてもらい、自分なりにやってみました!
整理術3つのポイント
(1)自分のルールで分割
分け方に正解はないので、物品別でもアーティスト別でも、自分が使いやすければOK。
(2)中身が一目で分かるように
(3)1〜3つのアクションで収納
少ない動作で収納を。手順が多いとストレスに。
教えてくれたのは
整理収納アドバイザー
岩見栄子さん
整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師。家事のストレスから解放されるテクニックを伝えている。
やってみた結果は…
ポイント(1)&(2)を実践
私はペンライト、ラバーバンドなどの物品ごとに分別。衣装ケースを仕切って収納しました。
ココに注意
きっちり詰めてしまいがちですが、これから増える物のためにスペースに余裕を持っておくこと。ケースを仕切る収納グッズは、収まりがいいものが見つかるまでは空き箱などで代用を。
ポイント(3)を実践
(1)ケースをベッド下から引き出す
(2)ふたを開ける
(3)中に入れる…という3アクションで片付けられるようにしました。
ココに注意
例えば、ケースの中にふた付きの缶を重ねる方法は、アクションを増やすだけでなく、収納場所を忘れてしまうので避けて。
雑誌
雑誌は本棚の端にマスキングテープを貼り、“レッドゾーン”をつくりました。雑誌が“ゾーン”まで増えてきたら、古い物から大切なページだけを切り取ってファイリングすることに。
うちわ
うちわはA4サイズのドキュメントケースに立てて収納し、本棚へ。ケースを床にじかに置くと、散らかる原因になるので避けて。
写真・ステッカー
生写真やステッカーはポケットファイルを活用。100円ショップには、写真や名刺、チケット用など、いろんなサイズのファイルがありますよ。
彩の感想
整理整頓が苦手な私には、今回の整理術は目からうろこ。いつもコンサート前にグッズを探し回っていたので、この方法なら部屋が散らからない! これからグッズは大切に扱います。そのうち、推しとの距離も近づいたりして…(笑)。
岩見さんから一言
買う前に、使い道や収納することも考えて、キャパオーバーしない分だけを選べるようになるとベストですね。コンサートのテンションに釣られた衝動買いはNGですよ。がんばって!
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