【562号】春の引っ越しガイド2021

この春、新生活に向けて引っ越しをする人は、荷物の片付けが必要になりますよね。効率よく片付けるコツを、専門家に伺いました。

引っ越しは"片付け祭り"のチャンス

片付けには2種類あります。使った物を元の場所に戻す「日常の片付け」に対し、持っている物すべてを選別し、残す物の置き場所を決めるという大掛かりな作業を「片付け祭り」と呼んでいます。

引っ越しは片付け祭りのチャンス! 祭りを行い物の全体量を減らし、新居での置き場所まで決めておくと、引っ越し後は快適に過ごせ、物を捜す時間も減ります。持ち物が多い家族にも、引っ越しを機に「一緒に片付け祭りをしよう!」と声を掛け、気分も新たに新生活を始めましょう。

ステップ(1) 「理想の暮らし」をイメージする

まず、どんな新生活を送りたいかをイメージします。「北欧テイストのおしゃれなリビングで家族とだんらんしたい」「床に何も置いていない、スッキリとした部屋でリラックスしたい」など、ビジュアルでイメージすると、途中で挫折せずに片付け作業を続けられます。


ステップ(2) 場所ごとでなく、物ごとに片付ける

片付け祭りでは、場所別でなく物別に分けていきます。家の中にある同じカテゴリー(衣類、食器、書籍など)ごとに、1カ所に集めて全体量を把握しましょう。


ステップ(3) 選択の決めては「ときめき」

物を集めたら、「捨てる物」ではなく、「持っていく物」を選んでいきます。そのためには、一つ一つ手に取ることが重要。衣類や小物、アクセサリー、食器など、自分が好きな物に触れた時に気分が上がる(ときめく)感覚を判断基準に。「まだ使えるから」「いつか使うかも」ではありません。気分が上がらなかった物は、思い切って手放して。物に感謝の気持ちを込めてリサイクルに出したり寄付をしたりするのもあり。


ステップ(4) 順番も大事! まずは衣類から

片付けるカテゴリーの順番も重要。自分の好みが分かりやすい衣類から始めると、感覚や判断力が少しずつ磨かれます。「ときめく感覚が分からない」という人は、オフシーズンの衣類から取り掛かるのがおすすめ。その後は本類→書類→小物→思い出の品の順で進めると、効率よく進みます。


ステップ(5) 引っ越し先の物の定位置を決める

持っていく物が決まったら引っ越し先では、全ての物の定位置を決めましょう。その後は、使ったら戻すだけの「日常の片付け」のみ。これで、きれいな部屋をキープでき、快適な新生活を送れますよ。


引っ越し片付け 5つのポイント

  • 新生活の暮らしをイメージ
  • カテゴリーごとに1カ所に集めて全体量を把握
  • 手に取った時のときめく感覚で引っ越し先に持っていく物を選ぶ
  • 衣類→本類→書類→小物→思い出の品の順に
  • 引っ越し先では全ての物の定位置を決める

お話を聞いたのは

こんまり流 片付けコンサルタント
竹野律子さん