世界中で海洋プラスチックごみが大きな問題になっています!
世界の海洋プラスチックごみは年間800万トンにものぼり大きな問題となっています。
プラスチックは安価に生産でき、しかも手軽で耐久性に富んでいるため、私たちの生活のありとあらゆる場面で利用されています。
しかし、プラスチックは、手軽に使える分、簡単に捨てられ、環境中に流出してしまうことも少なくありません。
ポイ捨てしたごみが海まで流れ、大切な自然を破壊していることを知っていますか?
ポイ捨てなどで環境中に流出したプラスチックは、側溝、水路、河川などを経由し、海へと流れこんでしまいます。
ポイ捨てや屋外で放置されたプラスチックごみが散乱
雨や風、台風等の出水等により水路、河川を通じ海へ
漂着ごみ
海岸にうちあげられたごみ。生活ごみや業務用資材などが漂着しています。
漂流ごみ
水面や水中に浮遊しているごみ。風や海流などによって遠くまで運ばれることもあります。
海底ごみ
海底に沈んでしまったごみ。レジ袋や流出した資材などが沈んでいます。
※マイクロプラスチックとは、ポイ捨てやごみ処理施設へ輸送される過程で環境中に出てしまった使用済プラスチックが紫外線や波の影響で劣化と破砕を重ねながら、5mm以下のサイズになったプラスチックのことをいいます。
私たち一人ひとりがプラスチックごみについて正しく理解し、今すぐ対策に取り組みましょう!!
「今、私たちができること。」
1. ごみのポイ捨てはしない!
使い終わった物のポイ捨てはやめ、落ちているごみは回収し、決まられた場所にきちんと捨てましょう。
外出先でごみが出てしまったら、持ち帰って適切に分別して処分しよう!
2. ごみはルールを守って正しく分別しよう!
ごみを捨てる時は、ルールを守って雨や風に飛ばされないように正しく捨てましょう。
市町村で決められた方法で正しく分別しよう!
(→リサイクルしやすくなります)
また、使い捨てマスクの多くは、プラスチック製です。小さな袋に入れたうえで、所定のごみ袋に入れて捨てましょう。
3. マイバックやマイボトルを使おう!
マイバック・マイボトルを使用し、ごみの発生を減らしましょう。
また、プラスチックごみ製品に代わる環境負担の少ない素材を使った製品を選びましょう。
例:紙ストロー、木製食器など
4. 清掃活動に参加しよう!
県内の多くの市町村では、春や秋など一定の時期に、自治会、ボランティア団体等による一斉清掃が行われています。
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
熊本県環境生活部環境局 循環社会推進課
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