【533号】すぱいすフォーカス – フェイクグリーンで爽やか夏のインテリア

家にいる時間が長くなったのをきっかけに、快適な空間づくりに興味が湧いた人も多いのでは。“フェイクグリーン(人工植物)”を使って、夏の模様替えにぴったりで、気分も爽やかになるインテリアを楽しんでみませんか。

ナチュラルな雰囲気のフェイクグリーンは、まるで本物の植物のようですが、土や水が不要なので、「家に植物や花を飾りたいけれどお手入れが苦手」という方でも取り入れやすいアイテムです。最近は、園芸店のほか、インテリアショップや雑貨店、100円ショップなどでも購入することができますよ。

フェイクグリーンの、元となる植物の種類には、「エアプランツ」「多肉植物」「サボテン」「観葉植物」などがあります。形はピックタイプ(茎のような柄が付いているもの・左小写真)」や、垂れ下がる「ツルタイプ」(左大写真)、「鉢入れタイプ」などに分けられます。飾る場所に合わせて植物や器をセレクトし、オリジナルのコーディネートを楽しんでください。

教えてくれたのは

フラワーデザイナー
前田 美華さん

フェイクグリーン・造花専門店+フォトスタジオの複合ショップ『BICOLUT(ビコルト)』のフラワーデザイナー。8月に新店舗オープン予定。詳しくはHPで。
https://flowerdesignbicolut.com/


LIVING ROOM【リビング】

大ぶりのものを使って華やかさを演出

広いリビングは、インパクトのあるものがおすすめ。高い場所にはエアプランツを麻ひものプラントハンガーに入れてつるすほか、ツルタイプの観葉植物を額縁の角に掛けても◎。壁に穴を開けずに設置できる壁用フックを使えば賃貸住宅でも飾る場所の幅が広がります。テレビの周りは、大きな花瓶に造花と組み合わせて飾ると豪華に。テーブルにそのまま置くだけでもおしゃれな印象に変わりますよ。


KITCHEN【キッチン】

目線の先に"ちょこん" そこにあるだけで和む存在

キッチンは何かと物が多い場所なので、ボリューム感を出すよりシンプルに飾るのがポイントです。エアプランツをそのままコロンと置く、皿にのせる、観葉植物をガラスのベースに一輪挿しにするなど。ガラス瓶に多肉植物を詰めてもかわいいですよ。家事をしながら心が和むように、視線が届く場所に置いて。


KIDS ROOM【子ども部屋】

「触って親しむ」がキーワード

子どもに対して「触って遊んでいいよ!」を大前提に、針金を使っていないものや誤飲しないサイズなど、安全面に配慮したものをセレクトしましょう。エアプランツや多肉植物を動物系フィギュアと一緒に飾れば、ミニ動物園のような楽しい雰囲気に。子どもと一緒に写真に収めるとかわいいですよ。


BATHROOM【浴室】

バスタイムに癒やしを 「ぬれてもいい」と割り切って

バスルームに植物を置けるのもフェイクグリーンならでは。貝殻を器にして小ぶりな多肉植物やエアプランツを入れると涼しげな雰囲気に。存在感のある大ぶりなグリーンは、瓶に入れたり、浴槽の縁に飾ったりすると癒やし度がアップします。ぬれたフェイクグリーンの劣化を防ぐため、定期的に交換しましょう。

撮影協力/積水ハウス(熊日RKK住宅展)


[ONE POINT ADVICE]取り扱いのワンポイントアドバイス

道具

葉を切り落としたり、ワイヤーが入った柄を曲げたりするときには「クラフトバサミ」が重宝します。生花にも使えて便利。


「柄の部分」を隠す

飾るとき、柄の部分が見えてしまうと一気にフェイク感が出てしまうことがあります。クラフトバサミでカットする、クルッと曲げて葉の中に隠すなど、見えない工夫を。


メンテナンス

ほこり取りや除菌を心掛けましょう。基本的に飾る場所は選びませんが、日当たりが原因で色が変わることもあるので、時々、場所をチェンジして。空き缶や空き瓶を器にする場合、中に重曹を入れるとお部屋の消臭効果があります(トイレの臭い消しにはなりません)