生産から流通までが「見える」ジャム
先日、農家の友人のハウスでカラーピーマンの定植作業をお手伝いしてきました。以来、娘はテーブルの上に並ぶ料理や調味料が持つ背景に興味津々。「これは誰が作った野菜でできているの?」、「どこで買ってきたの?」と質問攻撃には少し困りますが(笑)、いい食育になっています。
中でもお気に入りは、矢部高校の食農科学科の生徒が作った『MIERU JAM(ミエルジャム)』。同科では毎年、山都町の特産品を生かしたジャムを製造しており、今回は生産者や原料、流通経路など商品に関わるすべてをインスタグラムで「見える化」するトレーサビリティー(追跡可能性)に挑戦。その思いに賛同した「ニューコ・ワン」が、ブランディングし、販売スペースを提供しました。
いちご(580円)、ブルーベリー(680円)、ゆず(580円)の3種類(各130g)
商品開発に携わった『蔦屋書店熊本三年坂』野田館長によると「多くの人の熱い思いが詰まったジャムですから、ギフトを想定したパッケージにすることを提案した」のだとか。実際にデザインを手掛けたのは学生たちで、瓶の形状やふたの色など細かいところからアイデアを出し合い完成しました。その頑張りは一目瞭然で、売り場に並んでいてもパッと目立つほど、クオリティーの高い仕上がりに驚かされます。
開発の中心を担った矢部高校の学生たち
イチゴの形が丸々残っていて果肉感がたまらない♪
いつもは1食に1時間以上かかる娘が、ニコニコ&大口で食べてくれる♪
気になる味は、素材のうまさをギュッと凝縮した素朴な味わいと、果肉がゴロっと入ったぜいたく感がたまらない〜。パンに塗ってもおいしいですが、娘のお気に入りはヨーグルトにたっぷり入れる食べ方。気が付いたら「追いジャム」を何度もするほどです。数量限定販売なので、気になる方はお早めに。
販売は、『蔦屋書店 熊本三年坂』カリーノ下通2F雑貨コーナーです。数量限定なので、気になる方はお早めに。
取材協力
ジョセフィーヌ
4歳になる娘の育児と家事、仕事に、髪をかき乱して奮闘中。何気ない毎日を楽しく過ごす「モノ・コト」にアンテナを張っています♪
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