ライター直が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。 (随時掲載)

風呂敷/宇土市

大胆なデザインの新作 綿素材だから丈夫で実用的

丸ごとのカブが並ぶ大胆なデザインがすてきな風呂敷です。葉を切り落とした断面は、まるでバラの花のような模様に。地染めを淡いグレーにすることで、エレガントさも備えた新作になりました。

手掛けるのは、綿や麻などの自然素材に「型染め」という技法を施す染色家の野原れい子さん。この風呂敷も綿素材。丈夫な上、しっかりと結べるので、重い物も安心して持ち運ぶことができます。仕上げに柿渋を塗ることで、いくらかのはっ水効果も。「元気になれる明るい色を使いました」と野原さん。包んだ際のカブの見え方も計算してデザインしているそうです。

他にも、鳥が種をついばむしぐさをモチーフにした、愛らしいテーブルセンターやコースターもあります。節句の祝い布などの注文にも応じてくれますよ。

風呂敷(縦95cm×横90cm、1万1000円)

【取材先】

のはらで染もの(宇土市松山町)

問い合わせ

店舗情報

熊本県伝統工芸館

住所
熊本市中央区千葉城町3‐35
TEL
096-324ー4930
店舗ホームページ
http://kumamoto-kougeikan.jp/
営業時間
9時~17時
休業日
月曜(祝日の場合は翌日、年末年始/12月25日~1月7日)
駐車場
あり
工芸ショップ匠
096-324-5133
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