ライター直(なお)が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。
(随時掲載)

#003 おばけの金太/熊本市

おどけた表情、楽しい動きのからくり人形

黒い烏帽子(えぼし)に赤い顔。ヒモを引くと、目玉がぐるりと返って舌を出して“あっかんべー”。「おばけの金太」は、熊本の代表的な郷土玩具です。加藤清正公に仕えた足軽の金太がモデルといわれ、嘉永年間(1850年頃)に製作されたのが始まり。10代目の厚賀(あつが)新八郎さんは、よりおどけた表情になるよう垂れ目垂れ眉にして、竹バネのからくり技術を受け継いでいます。

また、えとをモチーフにしたからくり人形も毎年登場。今年は、ヒモを引くと耳がピンと立ち、口をアングリ開ける戌(いぬ)。今にもしっぽを振りながら、ワンワンと鳴きそうでかわいい♪ たまらず「ピンク色のベストを着た戌」を注文しました 。わが家の愛犬が人形に嫉妬しないか心配(笑)。

おばけの金太2800円~、戌3240円(注文のみ)。県伝統工芸館とくまもと工芸会館で購入できます
【取材協力】おばけの金太 厚賀人形店(西区)

お問い合わせ

熊本県伝統工芸館

TEL
096-324-4930

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