ライター直(なお)が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。
(随時掲載)
#005 鬼瓦/宇城市
天守閣を飾る新生鯱(しゃちほこ) あなたの手元に
熊本地震で破損したために新たに制作された鯱の、レプリカのミニ版が人気を集めています。高さは約10㎝で素材も本物と同じ。デスクに置いてペーパーウエートにもいいし、何より天守閣のシンボル的存在を手元に置けるのがうれしい。パッチリと丸い目の愛嬌(あいきょう)ある表情にも心和みます。
レプリカを作っているのは、天守閣の鯱の復元を手掛けた県内唯一の鬼瓦造りを専門とする「藤本鬼瓦」。3代目鬼師の藤本修悟さんは、技術を守りながらも「子ども手形プレート」など若い発想力を生かした作品づくりにもチャレンジ。なお、天守閣に設置される本物の小天守鯱2体は、「湧々座」(中央区二の丸)で公開中。
インスタグラムでも作品を紹介しています。
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