ライター直(なお)が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。(随時掲載)

風鈴・天草陶磁器/天草市

白磁に古典柄 風を感じる優しい夏の音

天草西海岸で採れる天草陶石は、江戸時代から磁器の原料として用いられ、有田焼(佐賀県)や波佐見焼(長崎県)などにも使われてきました。天草陶磁器は、そんな全国有数の優れた陶石の産地・天草で生まれ、現在、歴史ある窯元や若手陶芸家らが作品作りを行っています。2003年には国の伝統的工芸品にも指定されました。

ろくろ回しから絵付けまでを一人で行う久窯の江浦久志さんは毎年、磁器の風鈴を手掛け、「川崎大師(神奈川県)の風鈴市」に10年以上出品しています。天草陶石の透明感のある白を生かした白磁に、藍色で竹格子紋やいろは紋などの古典柄を描いた粋なデザイン。磁器ならではの澄んだ音色に心癒やされます。風を感じ、懐かしさを覚える優しい夏の音を、楽しんでみませんか。

風鈴2200円

[取材協力]天草創慈 久窯

問/天草創慈 久窯 TEL:0969-42-0287
県伝統工芸館 TEL:096-324-5133

インスタグラムでも作品を紹介しています。

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