ライター直(なお)が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。(随時掲載)
日奈久籠/熊本市
テンション上がる弁当箱でおしゃれにランチタイム
毎日のお弁当箱を竹製の「日奈久籠」にしました。いつものおにぎりやおかずが、ナチュラルな質感の竹かごに納まるとおしゃれになり、よりおいしそうです。ランチタイムはもちろん、詰める時もテンションが上がります。食べる人も作る人も笑顔になるお弁当箱です。
明治時代から作られてきた日奈久竹細工は、“角もの”と呼ばれる四角い形が代名詞。その流れをくむ籠商山満の山田庸介さんは、竹をいぶし茶色くした炭化竹でふたなどを縁取り、アクセントにしています。いぶすと防虫・防カビ効果もあるとか。しっかりした作りで丈夫な上、通気性も抜群。また、角形で先が細い竹箸もとても使いやすいですよ。
裁縫箱や小物入れに使う人も多い日奈久籠。手づくりの良さが伝わる逸品です。
「日奈久籠」8640円。箸5膳入りで1080円
[取材協力]籠商山満
問/籠商山満 TEL:096-245-5408
県伝統工芸館 TEL:096-324-5133
インスタグラムでも作品を紹介しています。
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