ライター直(なお)が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。(随時掲載)

土鍋/西原村

季節を問わない万能土鍋 器として食卓に出してもおしゃれ

おでんや鍋物だけでなく、肉を焼いたり、野菜を炒めたり、シチューを煮込んだりと何でもできる土鍋を見つけました。表面が手作り感のあるザラッとした質感なので、温かみを感じます。ナチュラルな風合いは、器として食卓に出してもおしゃれ。季節を問わず活躍しそうです。

手掛けるのは、三六窯の大浦清さん。ペタライトという鉱物をブレンドした赤土や白土をベースに、粗めの土を混ぜるなどしてアレンジした土を使います。ほかにも火にかけられる皿、片手鍋などいろいろ。「ピッチャーもあります。これで沸かした湯で入れたお茶やコーヒーは格別ですよ」

「こんな土鍋を作って」との声に応えた器、どれも使い勝手抜群です。いきなりの強火、熱いうちの冷水は避けて。

「何でも鍋」4000円

「何でも鍋」4000円

[取材協力]三六窯(阿蘇郡西原村宮山1731‐12B)

問/三六窯 TEl:096-279-4623
県伝統工芸館 TEl:096-324-5133

インスタグラムでも作品を紹介しています。

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