ライター直(なお)が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。(随時掲載)

来民渋うちわ/鹿本町

竹と和紙が心地よい涼を生む 浴衣との相性も抜群

「来民渋うちわ」は、1600年に四国丸亀の旅の僧が製法を伝えたのが始まりとされています。和紙と竹に恵まれた土地柄だったこともあり、最盛期の昭和初期には十数軒のお店が年間600万本を生産していました。

扇面に柿渋を塗るのが特徴で、耐久性がアップする上、使うほどに風合いも生まれます。防虫効果もあるとか。創業130年の「栗川商店」では、割った真竹の先の部分を細かく裂いて扇状に広げ、和紙を張り、渋を塗る昔ながらの技法で制作。「大切に使い続けることで愛着が生まれれば」と4代目の栗川亮一さん。

あおいでみると、竹のしなりがいいので、あまり力を入れることもなく優しい風を感じることができます。バッグに入るサイズが人気。浴衣との相性も抜群です。

「仙扇」3240円(上段の中央と右端)、「小丸」2160円(下段左)、「仏扇」1296円(下段右)。上段左端は昭和初期の竹を使った「令和」記念うちわ2万1600円

「仙扇」3240円(上段の中央と右端)、「小丸」2160円(下段左)、「仏扇」1296円(下段右)。上段左端は昭和初期の竹を使った「令和」記念うちわ2万1600円

【取材先】

栗川商店(山鹿市鹿本町来民1648)

お問い合わせ

栗川商店

住所
山鹿市鹿本町来民1648
TEL
0968-46-2051
お問い合わせ

熊本県伝統工芸館

TEL
096-324-5133
インスタグラムでも作品を紹介しています。

spice.kuma.tedukuricollectionで検索を。皆さんもステキな工芸品を見つけたら「#くまもと手づくりコレクション」のタグを付けてアップして!