ライター直が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。
(随時掲載)
フリーグラス/熊本市
透明度高く神秘的なデザイン 毎日大切に使いたいグラス
神秘的でクールなデザインに引きつけられるフリーグラス。吹きガラスの手法で作られたガラス作家・島田真平さんの作品です。
原料に上質の珪砂(けいしゃ)を使用。1110度の熱で溶かし、水アメ状になったオレンジ色のガラスの塊を吹きざおの先に巻き取ります。これに息を吹き込み、色板ガラスを底の部分に溶着。再び炉に入れ、クルクルと回しながら形を整える工程を繰り返します。逆三角形の形、ドーム状にした底など、いろいろな創意工夫があり、光の当たり具合や見る角度で、色や模様の変化を楽しめるグラスに仕上げます。「飲み物が格段においしく見えるよう、効果的な演出を試みているんですよ」と島田さん。
ギフトにも最適。さまざまなデザインがあるので、選ぶ楽しさも味わえます。
フリーグラス6500円(税別)
※島田美術館で作品展を開催中。6/30(日)まで
【取材先】
SHIMADA SHINPEI GLASS WORKS(中央区段山本町3‐13)
インスタグラムでも作品を紹介しています。
spice.kuma.tedukuricollectionで検索を。皆さんもステキな工芸品を見つけたら「#くまもと手づくりコレクション」のタグを付けてアップして!
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