ライター直が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。 (随時掲載)
い草しめ飾り/益城町
美しいてまりが主役 気分を変えておしゃれに新年を
お正月はまだ少し先ですが、「熊本い草てまり」をアクセントにしたしめ飾り作りは今が最盛期。手掛けるのは「熊本い草てまりの会」の皆さんです。
主役の熊本い草てまりは、芯にイ草を使い表面にもイ草を編み込んだ熊本ならではの郷土玩具。手染めした木綿糸とともに織りなす美しいデザインが特徴です。ふわりと漂うイ草の香りにも癒やされます。
しめ飾りに使う素材も自分たちで準備し、仕上げまで全て手作業。イ草や稲穂、編み込んだイ草の縄、輪にした水引を重ね合わせ、最後にてまりを付けて完成です。「今年も作れることに感謝です」と代表の山村玲子さん。
県伝統工芸館で11月上旬から購入できます。手づくりのため、数量は限定、なくなり次第終了です。
大てまり(円周約18cm、2500円)。ほかに小(同約11cm、1600円)、初登場のミニ(同8.5cm、1200円)もあります
【取材先】
熊本い草てまりの会(上益城郡益城町)
インスタグラムでも作品を紹介しています。
spice.kuma.tedukuricollectionで検索を。皆さんもステキな工芸品を見つけたら「#くまもと手づくりコレクション」のタグを付けてアップして!
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