ライター直が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。 (随時掲載)

宇土の張り子/宇土市

優しい表情にほっこり デスク周りに置きたい縁起物

江戸時代の終わりごろから、宇土市の坂本家で代々、伝えられている宇土の張り子。首が揺れるトラはよく知られるところです。角力(すもう)人形や人力車などもあり、その種類は大小含めると約30種類。木型に和紙を重ねて張り、乾燥させ彩色した郷土玩具です。

中でも優しい表情の姫だるまは目を引く愛らしさ。凹凸のあるふっくらとした顔の造形が表情を豊かにしています。柔らかさを感じる顔の白色には、貝殻を砕いた胡粉(ごふん)を使用。女性のだるまは九州特有のものだそうで、赤い着物に松竹梅が描かれた縁起物です。子孫繁栄の願いも込められています。

伝統を受け継ぐ山本るみこさんは、京都在住の4代目。「初代のように、色気と品がある表情の姫だるまを作っていきたい」

姫だるま(高さ10cm、3800円)。円内はトラの張り子(2500円) 

【取材先】 

坂本人形屋(宇土市)
http://utohariko.localinfo.jp

【問い合わせ】

山本さんまで
utohariko@gmail.com

インスタグラムでも作品を紹介しています。

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