ライター直が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。 (随時掲載)
花器/熊本市
飾っておくだけでも楽しい イタリアとの融合でモダンな作風に
スカートをはいた女性をイメージさせるフォルムと大きめのドット柄。色合いもモダンな花器を見つけました。手掛けるのは、個性的なデザインや形の陶器を作る沢田一葉(いちよう)さん。イタリア人のレオナルド・バルトリーニさんとご夫婦で陶房Terra Rossaを営みます。
陶芸家としてすでに活動していた30歳代、一念発起してイタリアへ。フィレンツェのアートな街並みに影響を受け、イタリアの土やイタリアレシピでの釉薬の配合を学ぶことで制作の幅が広がったとか。その後の作品作りにも大きな影響を与えたそうです。
お皿やカップもあり、並べるだけで食卓が楽しくなります。「ドット柄自体は古典的な模様。そこに自分らしさをどう表現していくかを大切にしています」と沢田さん。
花器(手前・高さ18cm、2万3000円、奥・高さ24cm、2万5000円)
【取材先】
Terra Rossa(中央区渡鹿5‐15‐41)
【問い合わせ】
Terra Rossa TEL:096-364-1041
県伝統工芸館 TEL:096-324-5133
インスタグラムでも作品を紹介しています。
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