ライター直が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。 (随時掲載)
ゾウの置物(小代焼)/荒尾市
色も質感もアジアンテイスト 集めたくなる手のひらサイズ
小皿を背負い、前足を踏ん張る姿がユーモラスなゾウの置物。土の質感が伝わる光沢を抑えた色味や、ゴツゴツした手触りは、ちょっぴりアジアンテイストな雰囲気が漂います。小代焼窯元の中で最年少の中平(なかでら)窯・西川智成さん(26)の作品です。
小代焼は鉄分を多く含む小代粘土と、わら灰で作るうわぐすりを用いた歴史ある焼き物。素朴で力強い作風の小代焼の特徴が、手のひらサイズのオブジェからも感じられます。「作りたい」と「使ってほしい」の2つの軸で、器を中心に制作をする西川さん。サル、オオカミ、サイ、ゾウガメなど大小さまざまな動物の置物もその一つ。すてきな青色に発色したビールグラスなど普段使いの食器もあります。
小皿を背負ったゾウ(5000円)
【取材先】
小代焼 中平窯(荒尾市樺1182)
問い合わせ
店舗情報
- 住所
- 熊本市中央区千葉城町3‐35
- TEL
- 096-324ー4930
- 店舗ホームページ
- http://kumamoto-kougeikan.jp/
- 営業時間
- 9時~17時
- 休業日
- 月曜(祝日の場合は翌日、年末年始/12月25日~1月7日)
- 駐車場
- あり
- 工芸ショップ匠
- 096-324-5133
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