空間も味も斬新!「美術館」がテーマの和菓子店
キレイなもの、おいしいものに目がない私たち母娘。耳寄り情報を聞きつけては週末ごとに訪れ、“眼福口福”を楽しんでいます。中でも今夏、あらゆる面で度肝を抜かれたお店が、8月8日にオープンした菓舗『虎之助』(中央区呉服町)です。
熊本城をイメージしたという外観は、黒壁がモダンな雰囲気を醸し出しています。看板はごくあっさりとしたものが扉の横にあるだけなので、うっかり通り過ぎないように御用心。
引き戸を開けると、中も黒一色で統一され、鏡を多用したシンプルな造りはバーを思わせます。正面のカウンターにはスズ製の台座が並び、その上に置かれたアーティスティックな和菓子がスポットライトを浴びている様は圧巻!
店名の『虎之助』は、加藤清正の幼名にちなんでいる
時間を忘れてうっとり見入ってしまうほど美しい和菓子たち
広報担当の稲葉りささんによると、「美術品を鑑賞するようにゆっくり商品を選んでほしい」との思いから、店内は常時2組の人数制限を設定。各々にスタッフがついて丁寧に説明してくれるそうです。
商品は、クッキー生地でようかんを挟んだサンドや、竹炭を使った黒い求肥で県産フルーツを包んだ大福など、まさに「食べるアート」といった美しさ。
フルーツを丸ごと1個使った大福。キウイやイチゴ、シャインマスカットなどがそろいます
「ちょうど中心市街地と熊本駅の中間にあるので、両者をつなぎ城下町全体を盛り上げる存在になりたい」と稲葉さん。
駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあるので便利。また、売り切れご免なので閉店時間より早く閉まることがありますが、13時前後までは全商品そろうようにしているそうなので早めの来店がおすすめです。
店名にちなみ、虎のもなかでキャラメル餡を包んだ一品。以前から姉妹店『珈琲回廊』で販売され、人気を博してきたそう
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ジョセフィーヌ
4歳の娘と、何げない毎日を楽しく過ごす「モノ・コト」にアンテナ張っています。最近はスイーツ系にハマり中♪
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