中央区安政町にある小泉八雲熊本旧居でVR(仮想現実)体験がスタートしたと聞き、行ってきました。
同所は小泉八雲が来熊して最初に住んだ家で、著書や愛用品などが展示され、八雲の世界が楽しむことができます。
そこで体験できるのが、作品「怪談」の中から「雪女」のストーリーをVR化したもの。VRゴーグルを装着すると、目の前に“読演家”が現れ、臨場感のある怪談が上演されます。ただ怖いだけでなく、人情味もある面白い作品でしたよ。
「雪女」のVR体験で見える光景。音や光などが視界いっぱいに広がり、現実に起こっているように感じられます。迫力ある“読演”と美しくも恐ろしい雪女のイラストが融合した作品が楽しめます
「雪女」VR体験のイメージ画
さらに、Web上ではデジタルミュージアムもオープン。旧居の中をWeb上で散策し、展示物の一部を拡大して見ることができます。
八雲ゆかりの本妙寺や三角西港などの動画もあり、いずれもまるで現地で自分が歩いているかのような景色を満喫できますよ。コロナ禍で外出ができない時でも文化財を楽しむことができる、画期的な取り組みです。
「幅広い年齢の方に楽しんでほしい。デジタル化が文化財に親しむきっかけになれば」と市文化財課の田邊さんは話します。
「コロナ禍が落ち着いたら、ぜひ気軽に現地にも足を運んでほしいです」
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お出かけ大好き、好奇心旺盛な30代後半ライター。いろいろな疑似体験ができるVRのある時代に生まれて良かった!
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