美術館が大好きな私ですが、「子どもが小さいうちは美術館には行きづらいだろうな…」と思っていました。でも、出産後に子どもと一緒に訪れる回数が増えた場所が『熊本市現代美術館』でした。子育てに関して不安を感じたら同館に併設されている「街なか子育てひろば」でアドバイザーに相談したり、親子でワークショップに参加したり。子どもの想像力を育みながら、楽しい時間を過ごせるため、助かっていました。
そんな思い出深い空間が、今年10月には開館20周年を記念にリニューアルされます。どんな魅力的な施設なるのか、また、企画展もめじろ押しだというので楽しみです。
2007年「日比野克彦 HIGO BY HIBINO」展会場風景。築城400年を記念し、巨大な石垣を市民と作り上げた
日比野館長の思いを形に! 魅力的なスペース&企画展
注目はミュージアムショップと元カフェスペースを統合して新たに生まれる「アートラボマーケット」です。「ものづくりを通して市民交流ができる場を作りたい」という日比野克彦館長の思いを形にしようと計画中。「館長と一緒に手を動かしながらアート的な視点で対話ができる空間になる」というからぜいたくです。
日比野館長が描いたアートラボマーケットのロゴ
現在、アーティストである館長がアイデアを出し、描いたイメージスケッチを元に建築家が設計図を作成中。より魅力的な場所にするため、6月中旬からはクラウドファンディングがスタート。寄付の御礼として2022年度に開催される展覧会の招待券や、文具や雑貨などのお楽しみ袋を企画しているそうなので、ぜひ詳細は同館のホームページでチェックしてみて。
また、開館20周年記念として、3つの展覧会を開催予定。アートを通して街が元気になる予感がいっぱいです。展覧会を楽しみながら、10月の20周年を待ちましょう。
昨年6月に館長に就任した日比野克彦さん。これまでマチ・ヒトと深く関わるアートプロジェクトを数多く手がけてきました
■開館20周年記念展覧会
熊本市現代美術館開館20周年記念「不思議の森に棲む服 ひびのこづえ×KUMAMOTO 展」
会期:2022年7月2日(土)〜9月19日(月・祝)
会場:熊本市現代美術館 ギャラリーI・II
*前売券販売中
*たくさんのイベントが予定されています
2010年に開催された「マッチフラッグ・プロジェクト」
バブルラップ展関連企画「日比野克彦 公開制作DEPARTMENT STREET PAINTING」。熊本パルコ下通側店頭でのライブペイントの様子。大勢のギャラリーの前で、日比野館長が高さ5mもの大作を約3時間かけて仕上げました。
店舗情報
- 住所
- 熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館3F
- TEL
- 096-278-7500
- 店舗ホームページ
- http://www.camk.or.jp/
- 営業時間
- 10時~20時(入場~19時30分)
- 休業日
- 火曜
ジョセフィーヌ
5歳の娘と、何気ない毎日を楽しく過ごす「モノ・コト」にアンテナ張っています。最近はワークショップにハマり中♪
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