司書の頭の中をのぞける?「妄想本棚」

小説や漫画、映画、ドラマなど、子どものころからフィクションの世界が大好きです。「あんなことができたら」「こんな人がいたら」と、これまでの人生で何度思ったことか…。
そんな“妄想族”の私が気になったのは、くまもと森都心プラザ図書館の一角に展示してある「妄想本棚」。開館時からずっと続いている長寿企画で、同館司書が月替わりで、自分の好きなものや興味があるものをテーマに作った本棚です。現在のテーマは「美しいジュエリー アクセサリーの世界」。アクセサリーの作り方の本や宝石・鉱物の図鑑、ジュエリーが鍵となる推理小説など約30冊が並んでいます。この本棚を担当した緒方侑美さんは、「アクセサリー作りが趣味。棚の装飾も自分で行うので、今回は自作のアクセサリー写真を飾りました。少しでも興味をもってもらえるように、幅広いジャンルの本を選ぶようにしています」と話します。これまで、「不思議の国のアリス」や「ミニチュア」など、さまざまなテーマがあったとか。司書の頭の中をのぞいた気分になれる、楽しい本棚ですよ。

現在の妄想本棚「美しいジュエリー アクセサリーの世界」は、6/19(火)まで

現在の妄想本棚「美しいジュエリー アクセサリーの世界」は、6/19(火)まで

さらに、「妄想本棚」のすぐ上に「連想本棚」という新たな棚を発見! こちらは、スタートとゴールの本が決まっており、直前の本に関連した内容の本を月に1冊選んで、1年かけてゴールの本にたどり着くよう司書が選んで並べる“連想ゲーム”の本棚です。「ミャンマーの柳生一族」から「サッカービジネスの基礎知識」にどうやってたどり着くのか、過程の本が気になるところ…。「直前2つの本と同じジャンルは選ばない」という厳しいルールが設けられているので、選ぶのに時間がかかるようです。目的の本を借りるだけでなく、こういった企画に目を向けるのも図書館の楽しみ方の一つですね。(随時掲載)

手づくりアクセサリーを紹介したポップ

手づくりアクセサリーを紹介したポップ

連想本棚は1年かけてスタートからゴールまでたどりつかせます

連想本棚は1年かけてスタートからゴールまでたどりつかせます

店舗情報

くまもと森都心プラザ図書館

住所
熊本市西区春日1‐14‐1
TEL
096-355-7401
営業時間
9時30分~20時(日曜、祝日は18時まで)
休業日
毎月第3水曜、年末年始、蔵書点検期間

トラ姫

20代後半ライター。いまだに「図書館で同じ本を手に取ったことから、運命の出会いが始まる」という妄想をします(イタい)。