若者の未来をサポートするチョコレートショップ
チョコレートの製造・販売を通し、障がいのある方の就労支援を行う『久遠チョコレート』。
熊本にもオープンしたと聞き、訪ねました。
店内には、素材にこだわったチョコレートが並び、八代産のショウガなどを使ったユニークな熊本店オリジナルの商品も販売されています。
実は、ここでチョコを作っているのは障がいのある方ではなく、アルバイトとして働く17~19歳の若者たちなんです。
ナチュラルな印象の店内には、多種多様なチョコレートが並んでいます
熊本店を運営するのは、小・中学生の不登校児サポートに取り組む「NPO法人NEXTEP」。
対人関係に悩みを抱える子どもたちが、中学卒業後も社会参加の中で成長する場所がないかと考え、『久遠チョコレート』へ参入し、出店したそう。
無理なく働き続けられるよう、体調面を考慮し、連続勤務は2日までにするなど、シフトが配慮されています。
このような取り組みをしている店舗は、全国でも珍しいようです。
「チョコレート作りは温度・湿度に左右される繊細な作業ですが、以前と比べて技術が向上しています」と店長の森野瞬さんは話します。
店長の森野さん(左)とアルバイトスタッフ
新商品の「クレソンテリーヌ」は、ホワイトチョコレートに、キューブ形のクレソンとドライトマトを合わせています。色鮮やかな見た目もポイント
看板商品の「久遠テリーヌ」。さまざまな食材とチョコの組み合わせが楽しめます
最近、販売をスタートしたのは、ホワイトチョコレートと菊池産のクレソン、トマトを合わせた斬新なチョコレート今後は、このような地元の食材を使用した、熊本店ならではの商品を増やしていく予定なのだとか。
熊本店の商品が近いうちに、他県の『久遠チョコレート』で販売されることもあるそうです。
自分の将来のために、スタッフ一人一人がチョコレートと向き合っています。
ぷにゃ子
仕事中の間食がやめられないアラサー女子。チョコレートは常備しておくと、モチベーションが上がる気がする(笑)。
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