絵本の世界が広がる「ククの家」♪

“絵本のようなおウチ”と聞いて、あなたはどんな家を想像しますか? 西区河内町のデイキャンプ施設「のんねむ」内に8月、宿泊施設「ククの家」がオープンしました。この宿はオーナーの小堺康司さんが主催するワークショップの参加者によって、約4カ月かけて造られたそう。“ククが魔法をかけてできた家”というテーマの通り、魔法陣を思わせる装飾や、曲線を描いた外観・内装、カラフルな色使いが目を引きます。

「ククの家」表

「ククの家」表

「ククの家」裏

「ククの家」裏

「元からこの場所にあった土を使って造りました」と小堺さん。“アースバッグ工法”という、土を詰めた土のう袋を家の形状に積み上げていく工法で造り上げたそうです。中はリビング、ベッドルーム2カ所、バスルームで分けられており、2人~5人まで宿泊できるとか。造っていく中で、その都度生まれたアイディアを形にしていったとは思えない完成度の高さでした。元々メキシカンタイルの職人だったという小堺さんならではの色使いも魅力。

丸みを帯びたフォルムに癒やされます

丸みを帯びたフォルムに癒やされます

リビング内には手作りキッチンも

リビング内には手作りキッチンも

この可愛らしい佇まいに加え、有明海や雲仙普賢岳が一望できる絶好のロケーションも人気の理由。夕方は外でバーベキューでき、室内からも圧巻の景色が望めます。「宿泊されるのは女子会・家族・カップルの組み合わせが多いですね」と小堺さん。施設内にはトランポリンやハンモックもあるので、はしゃいだり、まったりしたり…と、思い思いの時間が過ごせそう。

また、デイキャンプが楽しめる「のんねむ」では定期的にワークショップを開催しているそうです。「ククの家」とは別の建物内で、ピザ釜造り、家造り、ドラム缶を使ったストーブ造りなど、生活に寄り添ったものづくりが体験できるとか。

大きな窓から絶景を独占!

大きな窓から絶景を独占!

ワークショップ用の建物

ワークショップ用の建物

キッチンスペースも自由に使えます

キッチンスペースも自由に使えます

「ククの家」を実際に見てみて、より宿泊したい気持ちが高まりました!
早速予約しなくちゃ♪

取材協力


まるぼーろ

夕日や星空を眺めるのが好きな20代後半ライター。「ククの家」で非日常気分を味わいつつ女子会…なんて想像するだけで最高。