目の前で削るかつお節が絶品
城見町通りに、かつお節がメインの珍しい店があると聞き、行ってきました。
『かつお茶屋』は、削りたてのかつお節のおいしさに感激したオーナー松﨑さんが、昨年4月にオープンした店。
こだわりのかつお節は、鹿児島県指宿市や枕崎市に足を運び吟味したもので、削りは金物の本場・新潟県燕市で修行したそう。「目で見て楽しんでほしい」という思いから、注文が入ってから目の前で削ってくれます。ちなみに、透明で中が見える削り器は、お客さんにもよく見えるようにと特注したものだそう。器も写真映えするような、かわいいものがそろっています。
定番の「かつお飯」(650円)は、ご飯の上にふわふわなかつお節が盛られていて、写真映えも抜群。削りたてのかつお節は、香りが良いのはもちろん、何もかけなくても味わい深く、ご飯が進みます。ちなみにご飯1杯までおかわり無料、「追いかつお」は何度でもOKで、女性でもおかわりする方が多いそう。
おいしいのはもちろん、フォトジェニックな「かつお飯」650円。お好みでしょうゆをかけていただきます。ご飯やセットの豚汁の野菜などは県産食材を使用
削った瞬間、かつお節の香ばしい香りがふわっと広がります。削っている場面を撮影する人も多いそう
そしてもう一品、「選べる出汁茶漬け」(900円)。鮭、明太子、葉わさびなど好きな具材を2つ選び、だしをかけていただきます。
私は一番人気という「かつおの漬け」と「親子(鮭・いくら)」をチョイス。同店自慢のだしは牛深産の雑節からとったもので、かつお節とはまた違った風味が味わえます。「かつおの漬け」は、甘いしょうゆがベースの漬け汁に新鮮な生かつおをサッと漬けたもので、これがまた絶品。どんぶり2つで量が多いのではと思いましたが、あっという間にさらっと完食してしまいました。
「想像を超えた“かつお節ご飯”のおいしさに感動するお客さんが多い」と松﨑さん。私も早速やみつきになりました。見て楽しむことにも重点を置かれていて、写真に収めたくなるものの連発でしたよ。今はランチタイムのみの営業ですが、テークアウトもあるので、おうちでも楽しみたいです。
「選べる出汁茶漬け」トレーや器なども写真映えします。雑節とかつお節の風味が合わさって、奥深い味わいに
ナツメ…好奇心旺盛な30代後半ライター。脂っこいものがもたれるようになってきて、体に優しい食べ物探しにハマっています。
店舗情報
- 住所
- 中央区下通1-4-31階
- TEL
- 080ー3947ー1520
- 営業時間
- 11時~14時(現在はランチのみ営業)
- 休業日
- 日曜
- 備考
- 営業情報などはInstagram(「かつお茶屋」で検索)でチェック!
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