日々の暮らしのちょっと難解なお悩みに、弁護士や司法書士など専門士業の先生たちが答えます。
協力/熊本県専門士業団体連絡協議会


土地の売却金額が見当つかなくて…

Q. 熊本地震で自宅が大きな被害を受けました。自宅を解体して、更(さら)地になった土地を売ろうと考えています。しかし、売却金額の見当が全くつきません。何か参考になるような目安はありますか?(熊本市 50代 男性)

A.一般に公表されている「指標」があります

土地は金額も大きいため、ご自身で一定の指標を知っておくことは重要ですね。そこで、土地価格を把握する際に参考になる指標を下の表にまとめました。土地価格は立地条件のみならず、各種法律等の影響の程度により大きく異なりますが、下記4指標は地価の目安という点で参考になるのではないかと思います。特に固定資産税評価については、これまで毎年納税されていたということもあり、把握しやすいのではないでしょうか。
なお、固定資産税評価は時価の70%水準なので、取引水準の参考とするためには、0.7で割り戻す必要があります(例:固定資産税評価額420万÷時価割戻率0.7=取引参考水準600万)。
ちなみに下記各指標について、基礎となる評価を不動産鑑定士が行っています。各指標が公表される時期には、新聞等で不動産鑑定士のコメントも報道されますので、不動産価格のトレンドも把握できるかと思います。ぜひ参考にされてください。

不動産鑑定士 村坂 亮

指標の名称 (1)地価公示 (2)地価調査 (3)相続税路線価 (4)固定資産税評価
公表機関 国土交通省 都道府県 国税局 市町村
公表時期 毎年3月下旬 毎年9月下旬 毎年7月上旬 毎年5月上旬
(納税者へ通知)
価格水準 100% 100% 80% 70%
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