【563号】熊本の地下水と土を育む くまもとグリーン農業をみんなで応援しよう!

熊本県では、化学肥料や農薬をできるだけ減らした、環境にやさしい「くまもとグリーン農業」を推進しています。私たち消費者がグリーン農業で育てられた野菜を選択し、食べることは、生産者の応援になり、ひいては熊本の環境を守ることにもつながります。「くまもとグリーン農業」について学ぶとともに、旬の野菜を使った料理に挑戦してみましょう。

取り組む生産者を支え 未来の環境を守る

皆さんは「くまモンの四つ葉マーク」を知っていますか? 2005(平成17)年から、県が推進している「くまもとグリーン農業」のマークです。くまもとグリーン農業では生産者が6段階の生産基準を基に自らの取り組みを宣言。その農法で育てられた農作物は、左図のような宣言ごとのマークを使ってPRされています。

私たち消費者がグリーン農業の農作物を購入し、食べることは、生産者の経営の安定を後押しするだけでなく、熊本のきれいで豊かな地下水と自然環境を守ることにつながります。熊本県の宝である地下水と土を50年先、100年先の未来へ引き継ぐためにも、「くまもとグリーン農業」をみんなで応援していきましょう。


熊本の春野菜で彩りごはん

県内では「くまもとグリーン農業」でさまざまな野菜が育てられています。これからますますおいしくなるトマト、ブロッコリー、春キャベツ、新タマネギを使った料理を、「くまもとグリーン農業推進委員会」メンバーで野菜ソムリエ上級プロの持田成子さんに教えてもらいました。

教えてくれたのは

くまもとグリーン農業 推進委員会メンバー くまもとふるさと食の名人 野菜ソムリエ上級プロ
持田 成子さん


ブロッコリーとミニトマトのパンキッシュ

ブロッコリー

八代地域が県内最大の産地。2月には、カロテンは最も少ない8月の約4倍、ビタミンCも約2倍になります。

トマト

冬から春にかけては八代、宇城、玉名、熊本市で、夏から秋にかけては山都町や阿蘇地域が主な産地。ミニトマトは普通のトマトよりビタミンCが2倍、カロテンは約1.8倍といわれています。


春キャベツのロールカツ

春キャベツ

2月から多く出回る、柔らかい葉が特長の春キャベツは、八代、熊本市で多く生産されます。淡色野菜の中では、ビタミンCが豊富で、消化を助けるビタミンUも中心部分に多く含まれています。

新タマネギ

2月~4月が旬。天草・芦北地域を中心に生産されています。辛みが少ないのが特長で生食にも適しています。タマネギの成分(硫化アリル)は豚肉などと調理すると、ビタミンB1の吸収を助けます。


地下水と土を育む農業応援キャンペーン実施中!

期間:~2021年3月8日(月)
農畜産物に付いているくまモンのマークを3枚集めて応募すると、農畜産セット(2万円相当が20名様、1万円相当が60名様)が抽選で当たります。応募は下記フォームをチェックしてね!
https://promo-lab.jp/lp/green/

お問い合わせ

地下水と土を育む農業応援キャンペーン事務局(熊本日日新聞社内)

TEL
096-361-3226