【564号】withコロナで何が変わった?

読者の生活実態調査

新型コロナウイルスと共存する生活が避けられなくなった今、未来を悲観してばかりもいられません。生活スタイルを変えたことで、思いもよらぬ「プラスの変化」が生じた人もいるのでは。そこで今回、すぱいす読者のコロナ禍での生活実態を調査してみました。

※アンケートは2020年11月27日~2021年1月3日、すぱいす公式サイトで実施。複数回 答可、有効回答数140 ※回答の割合は四捨五入のため合計しても100にならない


暮らし、仕事、家族、お金……見つめ直す"きっかけ"ができた

これまでの「日常」が、コロナ禍で大きく変化しました。
失ったものもあれば、新たに手に入れたり、良さに気付いたり。
コロナ禍は、大切なことを見つめ直す〝きっかけ〟にもなったようです。

Q.コロナ渦の中であなたが思ったものは何ですか?

家族 28.6%

家で一緒に過ごした母や妹、 働いてくれる父のありがたさを改めて感じました。

友人 15%

会える時は、いつでもよかったのに、会えないとなると、寂しいです。
(50代・えりえりさん)

仕事 15%

私は医療従事者のため、仕事はなくなりませんでしたが、大勢の方が職を失い会社を畳むなど被害を受けているから。
(20代・んまんま星人さん)

趣味 10%

出かけることがままならない中で、人とあまり交わらずに楽しめる趣味もあった方がいいと思いました。
(60代・グランパさん)


Q.コロナ禍前後で家計の出費が増えたものは何ですか?


Q.コロナ禍前後で家計の出費が減ったものは何ですか?


Q.コロナ禍でかける時間や回数が増えたものは何ですか?


Q.コロナ禍でテークアウトやデリバリーの利用は増えましたか?


Q.コロナ禍でキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、キャリア決済など)の利用は増えましたか?


Children

Q.お子さんや、お孫さんの学校が休校になり、不安なことや困ったことはありましたか?

[Interview 1]娘たちと楽しく料理をするように
吉井 紗世さん(40歳・熊本市在住)

左:こころさん(12歳) きららさん(8歳)

吉井さん一家は、「子どもたちの休校期間に一緒に料理をするようになったことがコロナ禍での変化」と言います。

自宅で珠算教室を営む紗世さんは、平日は娘さんたちが学校や塾に行っている間に夕飯の準備を済ませ、16時から教室で指導をしていました。休校期間中も教室は感染症対策をしながら開講。娘さんたちと過ごす時間が増えたことから夕飯を一緒に作り、休日にはお菓子作りも楽しむように。「お父さんが『おいしい』と言って食べてくれるのがうれしかった」と、きららさん。こころさんは「学校が始まってからも料理を続けています」と笑顔で話します。

珠算の有段者でもある娘さんたちは、珠算教室のテストの採点も手伝ってくれるそう。紗世さんは「家事や仕事の手伝いをしてくれて助かります」と喜んでいます。

作業を分担して、楽しみながら夕飯の準備をする吉井さん親子


Works

Q.コロナ禍で仕事の仕方は変わりましたか?

[Interview 2]リモートワークに変わり東京から帰熊
高岡 昌寛さん(33歳・熊本市在住)

東京のコンサルティング会社に勤める高岡昌寛さんは、ビッグデータを分析、ビジネスに活用するための知見を引き出すデータサイエンティストです。コロナ禍でリモートワークになり、昨年10月には地元の熊本にUターンしました。「都外でリモートワークをするのは私だけですが、私が熊本の企業のニーズを捉えることで取引につながれば会社としてもメリットがあります。今後のワークモデルになるでしょう」

今は満員電車に揺られる通勤がないので疲れにくくなり、自由に使える時間が増えたといいます。また高岡さんは社会人大学院生として週に3日間、オンライン授業を受けています。「大学院ではMOT(技術経営)を学んでおり、地方創生とイノベーションに関する研究を行う予定です」

仕事時間を自分でコントロールできる心地よさがあるといいます


Challenge

Q.コロナ禍で新たに始めたことがあれば教えてください。

[Interview 3]ユーチューブ配信で自分を売り込み
玉目 あみさん(22歳・熊本市在住)

東海大学4年生の玉目あみさんは、女優になることを目指し、大学3年時の春から東京の俳優養成スクールに所属。3カ月に1回のペースで上京しレッスンを受け、ライブ配信や映画・ドラマのエキストラ出演などをしていました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で上京ができない状況に。「何かできることを、と考えて始めたのがユーチューブ配信です。趣味で動画編集をやっていた時、作業をしながら『コレだ』と思いました」

コメディーが好きな玉目さんは、「素の自分をさらけ出すこと」をテーマに動画を制作。「私の〝明るいキャラクター〟をキャスティングしてもらえるように、売り込みも意識して制作しています」

今春には東京に移住し、女優業に本格的に取り組む予定です。

ひたすら部屋の掃除をする動画が、最もバズりました(YouTube「たまめあみ」で検索)


アンケートを終えて

皆さん、不安や不便を感じながらも臨機応変に生活の中に楽しみを見いだして暮らす様子に、私たちも元気をもらいました。まだまだゴールの見えない毎日ですが、みんなで乗り越えていきましょう。(すぱいす編集部)