【589号】メモリージャーに思い出詰めよう
大切な思い出もいつかは色あせてしまうものですが、幸せな記憶はできれば目に見える形で残しておきたいものですよね。読者スタッフが、メッセージや写真など思い出のこもったものを瓶に詰め込む海外発祥のアイデア「メモリージャー」作りに、子どもと一緒に挑戦しました。
飾り付けを工夫すればすてきなインテリアにも
メモリージャーとは、直訳すると「思い出の瓶」。楽しかったことや残したい記憶を瓶に入れておくと、その思い出をずっとキープできるというものです。
幸せな出来事を書いたメモや思い出の写真・品物など、何を詰めてもOK。飾り付けを工夫すれば、置くだけですてきなインテリアにもなり、大切な人への贈り物としてもおすすめですよ。
読者スタッフの坂口綾子さん・松永愛美さん親子は、楽しかった夏休みの思い出を瓶の中に“保存”。完成した作品の出来栄えに満足そうでした。
[テーマ]初めてのミニトマト栽培
写真で収穫の躍動感を表現
準備するもの
ジャー(空き瓶)、写真、厚紙、ガラスカラーサンド(色石)、タイルシール、はさみ、のり、セロハンテープ
写真を瓶の中に入るサイズに切り、自立できるよう、のりで厚紙に貼って補強する。
(1)の写真を瓶の底にテープで固定し、ガラスカラーサンドを敷き詰める。
ふたを閉めて出来上がり。
松永愛美さんと帆空(ほたか)君
この夏、息子と一緒にミニトマト栽培に初挑戦! 楽しかった思い出を特別な形で残したくて瓶に詰めました。ポイントは、写真の配置を工夫して瓶の内部に奥行きをつくった点です。収穫時の躍動感が伝わる作品に仕上がりました。
[テーマ]「ゆうかファミリーロード」サイクリングの旅
イラストに楽しい仕掛けも
準備するもの
ジャー(空き瓶)、LED電球、透明セロハン、ドライモス(乾燥こけ)、小枝、モスシート(人工芝)、画用紙、ペン、色鉛筆、はさみ、両面テープ、セロハンテープ
画用紙に人物や灯籠などのアイテムを描き、切り取る。
※灯籠は同じ絵を3つ用意
ドライモスを両面テープで小枝に固定し、木のオブジェを作る。
瓶のふたの裏に電球の電池ボックスをテープで留め、電球の周りを灯籠で囲みテープで固定する。
瓶の底にモスシートを敷き詰めて草の緑を再現し、アイテムとオブジェを配置。電球を点灯させ、ふたを閉める。
灯籠の作り方
灯籠の絵3枚の端同士を貼り合わせ三角形を作る。電球の光が透けるよう中央部分(3面とも)に複数穴を開け、透明セロハンを貼る
坂口綾子さんと晶人(あきと)君
夏休みに家族で、熊本市~山鹿市を結ぶ全長約34kmの「ゆうかファミリーロード」をサイクリングしました。片道約6時間かかりましたが、達成感はひとしお。印象的だった森の木々と山鹿灯籠、自分たちのイラストを親子で作りました。灯籠は太陽にアレンジするのもおすすめです。
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