【603号】使い続けたくなる ポジティブ手帳術

2021年も残りわずか。来年の手帳やスケジュール帳を選ぶ時季になりましたね。その一方で「毎年手帳を買うけどなかなか続かない、使いこなせない」という人も少なくないようです。同じ悩みを持つ読者スタッフが、“使い続けたくなる”手帳使いのコツを整理収納のプロに教わりました。

手帳は"脳内のお片付けツール”

手帳は、スケジュールを管理するだけでなく、“脳内の片付け”にとても役立つツールです。手帳に書くことで自分の思考や気持ちを確認・整理でき、安心感につながります。それがひいては、頑張る、やる気が出るきっかけにもなります。やりたいこと、やるべきことを手帳に“棚卸し”して今の自分を知り、気持ちを上げましょう。

でも楽しくなければ、手帳は長続きしません。私のアイデアを参考にしていただき、自分らしい手帳術を見つけてくださいね。

教えてくれたのは

整理収納アドバイザー 宮渕真由美さん

“脳内のお片付けができる”と話題の「手帳講座」が人気。一人一人の生活スタイルや悩みに合わせて、解決策を提案しています。講座の詳細や問い合わせはホームページから。

こちらからアクセスを

https://k-renovation.net/


坂口綾子さんの現状とお悩み

Before

カレンダー、スマホアプリ、ノートを併用(手帳未使用)

スケジュールはカレンダーとスマホアプリで管理。感じたことや残しておきたいことはノートに書きなぐっています。頭の中のことをアウトプットはできても、整理まで行き着かないのが悩みです。

[先生からのアドバイス]マンスリータイプ+ノートで1冊の手帳に

After

カレンダーとスマホアプリの予定はマンスリータイプの手帳に書き写し一括管理を。ノートは“wish”(やりたいこと)リストと“to do”(やるべきこと)リストに分け、それぞれに書き出しましょう。

手帳カバーを活用し、同じサイズの手帳とノートの2冊を1つにまとめて収納。1冊目(手帳)の裏表紙と2冊目(ノート)の表紙をクリップなどで留めれば、2冊がばらけるのを防げます。

今まで書きなぐっていたことは、時間に余裕がある時、リストにまとめ直しを。そうすることで心のモヤモヤが解消され、安心感が増します。


松永愛美さんの現状とお悩み

Before

マンスリータイプの手帳を使用

マスの上部に家族、下部に仕事の予定などをタイトルと時間のみで記入しているため、創造性に欠ける気がします。メモや日記も書きたいけれど、うまくスペースを作れないのが悩みです。

[先生からのアドバイス]バーチカルタイプ&付箋で余白を有効活用

After

スペースにゆとりがあるバーチカル(縦軸)タイプがお薦め。やりたいことを付箋に書き出し、空き時間に貼って消化していくようにすると効果的です。メモや日記はページ下の余白を有効活用しましょう。

家族の予定は人別で色分けすると見やすくなります。1本で複数の色を使えるペンがあると便利ですよ。

付箋を管理するために、クリアファイルを手帳カバーに収まるサイズに切って「付箋パッド」を作りましょう。付箋はカテゴリーや期日別に分けると、やりたいことが整理され、実行しやすくなります。


宮渕先生のポジティブ手帳術 3STEP

(1)一日の行動全てを付箋に書き出す

基準となる日を決め、朝から晩まで何をしているのか棚卸ししましょう。1つの行動につき1枚の付箋を使い、習慣として当たり前に行っていることも全て書き出します。

(2)付箋をカテゴリー別に分ける

(1)の付箋を「家族」「仕事」などのカテゴリー別に分けましょう。忘れていたことや後回しにしていることなどに気付いたら、その都度、付箋を書き足します。

(3)付箋を手帳に落とし込む

(2)の付箋を手帳に貼り、スケジュールに落とし込みましょう。脳内の片付けができると安心し、無駄のないポジティブな日々を過ごせると思います。


教えてもらった感想

坂口綾子さん

ノートに書きなぐっていた感情を“やりたいこと”と“やるべきこと”に書き直し、それぞれに期限を設けることで、今後の行動がより自分らしいものに変わりそうです。

松永愛美さん

家族の予定が見づらく、他の書きたいこともうまく書けずにいた手帳がスッキリ! 付箋を空きスペースに貼るのも楽しいし、予定の把握と思考の整理が同時にできるようになって大満足です。